西原ゼミ「わたしのベスト3」

「マンガって⾯⽩い!」をもう⼀度味わえる3作品
あお
第 1 位 原作:⼭⽥鐘⼈、作画:アベツカサ「葬送のフリーレン」(『週刊少年サンデー』⼩学館)
魔王を倒した勇者一行の魔法使い・フリーレン、彼女はエルフで長生き。勇者・ヒンメルの死に、何故自分が悲しんだのかわからず、人を“知る”旅に出ることに……新たな仲間・フェルン、シュタルクと共に、“魂の眠る地(オレオール)”を目指す。さまざまな出会いや別れを経てフリーレン一行の旅は続く。黄金都市に投影された人類と魔族の記憶…女神の石碑に触れたことで過去へと遡り体現する奇跡…物語は、過去を慈しみ、未来に希望を託す。英雄たちの“軌跡”を伝承する後日譚ファンタジー!(『少年サンデー』紹介文より)
「ヒンメルの死から-年」を軸に時が進んでいく、日常×バトルのファンタジー作品。バトルシーンは心が熱くなります。ですが、基本的に感情の起伏が乏しい主人公のフリーレン視点で話が淡々と進むので、それが私にとって新感覚でした。フェルン、シュタルクの人間らしい感情が丁寧にすくい上げられ、フリーレンに伝わっていくストーリーに心が温かくなります。
「葬送のフリーレン」『WEBサンデー』(小学館)
第 2 位 漆原侑来「桃源暗鬼」(『週刊少年チャンピオン』秋⽥書店)
日本人なら誰もが知っている「桃太郎」の昔話。もし、桃太郎が悪だったら?「桃太郎」の世界観を鬼側の視点から描いた新世代ダークヒーロー鬼譚!主人公・一ノ瀬四季はある日突然「桃太郎機関」に所属する謎の男に襲われる。血の繋がらない父親と一緒に逃亡する途中、追っ手がおとぎ話に登場する桃太郎の血を継いでいること、そして自分が「鬼の血」を継いでいる事実を知ることに。何千年と続く桃太郎と鬼の血みどろの抗争。正義とされる桃太郎は本当に正義なのか、鬼は悪者でしかないのか。(『週刊少年チャンピオン』紹介文より)
桃太郎 vs 鬼という、よく知られたお話を現代のマンガに大胆に落とし込み、更に主人公が鬼側であるという設定に驚きました。様々なキャラクターに自分の中の固定観念を覆されながら進むストーリーやバトルシーンは、驚きとワクワクの連続で、手に汗握る楽しさが詰まっています。怒濤の展開を体感して欲しい作品だと感じました。
「桃源暗鬼」『チャンピオンクロス』(秋田書店)
第 3 位 卯⽉ココ「恋せよまやかし天使ども」(『デザート』講談社)
学校で入学早々から美少女と評判の桂おとぎ。クラスの委員長も任されたが、副委員長の一(にのまえ)君も美男子で評判だった。表の顔とは違って、素ではぶっちゃけキャラで武闘派なおとぎ。中身も完璧な一君に惹かれつつ、彼にも裏の顔があるのではないかと思うけれど?(『デザート』紹介文より)
裏の顔という秘密を共有するふたりの恋模様をコメディタッチで描いた少女漫画。ヒロイン・ヒーローのどちらかにギャップがある作品は見かけますが、メインキャラクターの両名がギャップのあるキャラクターとして振り切れていることで、読んでいて飽きづらいと感じます。更に、キャラ自身もギャップを自認して行動しているため、読者の感じている気持ちとキャラクターの気持ちにズレがなく、キャラクターに感情移入がしやすく主人公と一緒になって物語を楽しめます。作画や登場人物の描写が細かく、丁寧に読みたくなるラブコメだと感じました。
「恋せよまやかし天使ども」『コミックDAYS』(講談社)
サイトマップ
Copyright: ATOMI UNIVERSITY All rights reserved. Never reproduce or republish without written permission.