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西原ゼミ「わたしのベスト3」
⼿に取ってほしい作品3選
クそブスれいちゃ
第 1 位 卯⽉ココ「恋せよまやかし天使ども」(『デザート』講談社)
心撃の天使(エンジェル)と噂される完璧少女、桂おとぎは、他者から求められる完璧な自分像を演じてきた。誰にも見せないと思っていた秘密の裏の顔を、気になっていた完璧男子・一刻(にのまえとき)に見られてしまう。しかしその一刻にも秘密の裏の顔があった。お互いの秘密を知った二人は「共犯」として親しくなっていき――。
2年前ほどにこの作品を知ってから、「おとぎちゃんのように可愛い女の子になりたい!」と理想になるほど惹かれるお話です。人前では完璧で天使のような容姿と性格ですが、実はナルシストで口がちょっと悪いおとぎちゃん。一見すると刻に振り回されていますが、実際は刻もおとぎちゃんに翻弄されている、そんな関係性に目が離せません。
「恋せよまやかし天使ども」『コミックDAYS』(講談社)
「恋せよまやかし天使ども」『コミックDAYS』(講談社)
第 2 位 辻村深⽉「傲慢と善良」(朝⽇新聞出版)
仕事も恋愛も順調だった架は長年付き合った彼女にフラれ、マッチングアプリで出会った控えめで気の利く真実と付き合い始めるが一年経っても結婚に踏み切れずにいた。しかし、真実からストーカーの存在を告白された直後、「助けて」と恐怖に怯えた着信を受け、彼女を守らなければと婚約したが、真実が突然姿を消した。両親、友人、同僚、過去の恋人を訪ね居場所を探すうちに、架は知りたくなかった彼女の過去と嘘を知る。
自分に対して傲慢で他人に対して善良だった架と、自分に対して善良で他人に対して傲慢だった真実の結婚という出来事を通してみえる環境や世界の違い、その葛藤が美しく、苦しく描かれていました。自分を見つめ直し、自分は傲慢で善良ではないか、問いなおすきっかけになります。
「傲慢と善良」公式サイト(朝日新聞社)
「傲慢と善良」公式サイト(朝日新聞社)
第 3 位 ⼤⻨こあら「能美先輩の弁明」(光⽂社)
自堕落な大学生活を送る能美は教授に誘われ参加した読書会で、同じ哲学科の後輩・瑛人に出会う。学科内でも際立つルックスで真面目、しかもゲイだが、人の目を一切気にしない瑛人。能美は興味津々で近づくが…。正反対な二人が「魂の片割れ」を探す――。
BL アワード2025総合コミック部門第1位を取った話題作です。瑛人にとっては分かり合えないような人間である能美と、哲学を介して深い関係になっていく過程にドキドキが止まりません。読んでいく中で私たちも哲学を通して愛を知りながら、二人の関係を追うことができます。
「能美先輩の弁明」光文社BL COMICS
「能美先輩の弁明」光文社BL COMICS