現代文化表現学科で身につく「社会人スキル」
ポピュラーカルチャーを題材としつつ、普遍的な分析力と表現力を身につける
この学科では、映画、アニメ、マンガ、音楽、舞台芸術、ファッション文化、現代アート、デザインなどのポピュラーカルチャーについて、幅広く学ぶことができます。加えて、社会学の考え方や、デジタル表現についても学ぶことができます。これらには、身近で親しみやすい印象があると思います。しかし、学ぶ姿勢と、その過程で得られるものは、他の学問の分野と共通しています。多くの知識を獲得し、それらを分析する力と表現する力が身につきます。これは、社会人として生きていくうえで要求される重要なスキルです。とくに、自分の考えをまとめ、それを文章として伝えることは、学問の基本であると同時に、社会に貢献するうえでの大きな力になります。この学科のカリキュラムには、そのための科目が多く設定されています。
さまざまな分野を横断的に学ぶことができる
日本のポピュラーカルチャーは、世界からも注目され、高く評価されています。それらは日本の社会に幅広く浸透し、様々な産業においても重要な要素として位置づけられるようになってきました。テレビやネットのCMにアニメーションが用いられることが増えたのもその一例です。ポピュラーカルチャーについての豊富な知識は、企業のイメージ戦略においても欠かすことのできないものになりつつあります。この学科では、そうしたポピュラーカルチャーの多様な分野について、全体をバランス良く学ぶことや、いくつかのメディア同士を関連づけて学ぶことができます。あるいは、そのひとつを選んで深く追求することもできます。自分の中の「好き」に応じて、学びのスタイルを自分で作っていくことが可能です。
学びをとおして得られる「社会との接続」
この学科のカリキュラムには、さまざまな実習や演習の科目があります。これらを通して、「書いて伝える」だけでなく、「描いて伝える」「身体で伝える」「作って伝える」ことを体験することができます。伝える対象は、他者であり、社会であり、ときには自分自身でもあります。これらは、クリエイティビティ、すなわち創造力の基礎となります。クリエイティビティは、どのような仕事であっても、改善し、より良いものを生み出してゆく原動力であり、社会と接続するための力となります。
これまでの多くの卒業生達が、ここで身につけたスキルを活かして社会で活躍しています。さらに多くの皆さんに、自分の「好き」を大切にしながら、しっかりとした社会人スキルを身につけて欲しいと願っています。
これまでの多くの卒業生達が、ここで身につけたスキルを活かして社会で活躍しています。さらに多くの皆さんに、自分の「好き」を大切にしながら、しっかりとした社会人スキルを身につけて欲しいと願っています。