自分だけの「本物」に出会う

幅広い学問に触れる

 人文学科には大きく分けると8つの分野が集まっており、幅広い授業科目が配置されています。
 学びたいことが決まっている人も、やりたいことがまだ見つかっていない人も、4年間で自分だけの「何か」を探せます。

分野 こんな人におすすめ
日本文学 日本の文学作品を読むのが好き。日本語に興味がある。
創作・表現 小説やシナリオを書きたい。書道や美術が好きで創作に興味がある。
美術史 美術館で絵を見るのが好き。西洋画や東洋画に興味がある。
総合文化 「人間」に興味がある。人々の暮らしや文化の歴史を学びたい。
国際教養 国際問題について考えたい。日本だけでなく世界に興味がある。
日本史 日本の歴史を深く学びたい。どのように日本人が生きてきたかを知りたい。
西洋史 西洋の歴史を深く学びたい。世界がどのように変わってきたか知りたい。
現代思想・社会 神話に興味がある。様々なことについて考え、自分や社会と向き合いたい。
分野を横断して学ぶ

 人文学科では、一つの分野を極めることももちろんできますが、分野に関係なく横断的に学ぶことも可能なカリキュラムになっています。興味に合わせて科目を履修しながら、新たな可能性を広げることができます。
 たとえば、日本の歴史を多角的に学びたい場合には、日本史に関する科目以外にも国語史・日本美術史・考古学などに関する科目を組み合わせて履修することで、より多面的な知識を得ることが可能です。また、世界の文化の多様性を体感したい場合には、国際教養に関する科目以外に美術史や哲学、言語学などの科目を履修することで、世界の人々の営みについて幅広く学ぶことができます。
 組み合わせ方は自分次第です。ぜひ、自分だけの学びを見つけてください。

伝統を学び、実践する

 跡見学園の創立者・跡見花蹊は、日本の伝統文化をふまえて豊かな教養と自由な精神を持つ女性を育てようとしました。それは、本学の理念である「自律し自立した女性を育成する」にもあらわれています。
 花蹊は教育者であると同時に絵画や書に秀でた芸術家であり、人文学科では、その精神を受け継ぐ実践的な学びを用意しています。理論はもちろん、書道や絵画などの造形芸術を学ぶ実習科目も配置されており、創作力と豊かな感性を育みます。

実習の様子
実習の様子
資格を取得して将来へ繋げる

 人文学科では、所定の単位を履修することで下記の資格を取得することができます。履修する科目数が増えるのでその点は大変ですが、卒業後の進路の幅を広げることができます。
 いずれの資格に関しても現場をよく知る教員たちが指導に当たっており、知識だけでなく実践力や対応力が身につきます。また、卒業生にはこれらの資格を生かした職に着いている人も多くいます。

取得できる資格 概要
中学校教諭一種(国語) 中学校で国語を教えるための教員免許です。
高等学校教諭一種(国語・書道) 高校で国語を教えるための教員免許と、書道を教えるための教員免許です。併せて取得することが可能です。
司書教諭 学校図書館を運営し、児童生徒の読書活動を指導するための資格です。
司書 図書館の専門的事務に携わるために必要な資格です。司書教諭との違いなどについては文科省のページをご覧ください。
学芸員 美術館や博物館などの施設で、専門的職員として働くために必要な資格です。