西原ゼミ「わたしのベスト3」

大学生活で出会った作品ベスト3
K. O
第1位 三宅唱『夜明けのすべて』
瀬尾まいこの同名小説を原作として、2024年に公開された実写映画。
PMS(月経前症候群)に苦しむ藤沢さんと、パニック障害を抱える山添くんがお互いの苦しみを共有しながら、少しずつ前向きに生きようとする物語である。それぞれが生きづらさを抱えながらも、職場の理解や周囲の温かさに支えられ、友達でも恋人でもない「特別な関係」を築いていく二人の姿が静かに丁寧に描かれている。
この作品を観るとしんどい時でも「もう少し頑張ってみよう」と思える、私にとってお守りのような存在で、これからも何度も見返したくなる一本である。

映画『夜明けのすべて』公式サイト
第2位 SixTONES『音色』
この楽曲は、SixTONESがグループ結成10年目に突入する記念日にリリースされたメモリアルなものである。大切な人や仲間と出会えたことへの感謝と喜びにあふれていて、聴くだけで前向きになれる。中でも「出会えただけで特別な毎日」という歌詞が好きで、メンバー6人の深い絆が感じられるだけでなく、私自身がSixTONESに出会えたことの奇跡を重ね合わせて感慨深くなる。
私は大学生活をSixTONESの楽曲に支えられてきたため、この曲を聴くたびに、彼らに出会えた喜びを感じるし、これからも彼らの音楽や活動を通じて共に歩んでいきたいと強く思う。

SixTONES – 音色 [YouTube ver.] - YouTube
第3位 7 MEN 侍『アスパラベーコン』
この楽曲は、7 MEN 侍というジュニア内のアイドルユニットの作品である。バンドを武器に活動していて、メンバー自ら作詞作曲を手掛けて制作された。一見すると軽快でユーモラスないわゆる「トンチキソング」に見えるが、「バラバラじゃそんなの意味ない」「自分だけ信じて俺たちを愛せよ」といった歌詞にはアイドルとしての力強いメッセージが込められている。所属事務所の問題や、まだデビューしていないジュニアという立場にいることなど、外野から様々な声が飛び交う中でも、この曲を聴くと彼らを応援したいと思った自分の気持ちを信じ、7 MEN 侍についていきたいと思える。ポップで遊び心たっぷりのメロディーと共に彼らが持つ強い覚悟と芯の強さが伝わってくるこの楽曲は、聴くたびに元気をもらえるし、7 MEN 侍の魅力が詰まった大好きな作品である。

7 MEN 侍「アスパラベーコン」(7 MEN 侍 LIVE 2024 and JOY!)

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