西原ゼミ 「大学生で出会った作品ベスト3」

[大学生で就活中に出会った作品ベスト3]
A.K
第1位 原作:岩田雪花/作画:青木裕「株式会社マジルミエ」(『週刊少年ジャンプ』集英社、2022年~)
就職活動に苦戦する女子大生だった主人公がベンチャー企業「株式会社マジルミエ」に新卒入社し、社会人として成長していくお仕事×魔法少女アクションストーリーです。
連載開始が就活真っ只中だったこともあり、就活中の励みとしてとても心に刺さった作品です。魔法少女という職業が存在するユニークな設定とは反対に、魔法を構築するためにはプログラムが必要になっているなど、意外と緻密な設定もあり、展開もドキドキハラハラするので読んでいておもしろいです。
「少年ジャンプ+」にて連載中で、コミックス10巻まで発売しています。2024年10月からアニメも始まるので、よかったら読んでみてください!
(参考情報:集英社
第2位 湊かなえ「母性」(『新潮文庫』新潮社、2015年)
2022年に映画化していたのがきっかけで、映画を観た後に小説を買って、就活の合間を縫って電車の中で読んでいました。女子高生が自宅の中庭で倒れているところからはじまり、母の手記と娘の回想が交錯し、徐々に真相が浮かび上がっていくミステリー小説です。
映画も衝撃的でしたが、小説で読むと少し話も違っていて、ハッピーエンドでもなくバッドエンドでもない、何とも言えない読後感が病みつきになりそうです。また「母親」とは何か、というのを深く考えさせられる作品でもありました。これから女性として人生を歩んでいくにあたって、いつか「母親」になるときがきたら思い出すであろう作品だなと思いました。
(参考情報:新潮社
第3位 近藤康太郎「三行で撃つ〈善く、生きる〉ための文章塾」(CCCメディアハウス、2020年)
就活で、ある出版社のセミナーを受けた時に、登壇していた社員さんの1人がおすすめの本として挙げていたのが気になり、電子版で購入して読んでみたのがきっかけです。今では実物の書籍を買うべきだったかと少し後悔しています。その理由はこの本の中に書かれていて、とても読みやすく、時折、著者の近藤さんの生き様(猟師の経験など)が交えて綴られていて面白かったです。
読者対象は、文章を書くことに苦手意識を持つ人から、プロのライターや記者までも対象にされていて、「いい文章」を書きたいという人におすすめなので、気になる方はぜひ読んでみてください。
(参考情報:CCCメディアハウス

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