西原ゼミ 「わたしのベスト3」

[治安の悪い話って面白い]
そる
第1位 伊勢ともか「懲役339年」(『裏サンデー』小学館)
「人が犯した罪とはどこまで償わなければならないの?」そんなことを考えさせられる作品。
大犯罪者のハロー。ハローは逮捕され裁かれたが、下された刑は懲役339年。あまりにも長すぎる刑には理由があった。その世界では生まれ変わりが信じられている。前世の罪は生まれて見つかった瞬間、償わなければいけない。ハローは何代にもわたり、償っていく。そんなある日、本当に自分はハローなのか。償わなければいけないのか。そんな疑問が生まれる。そもそも誰が生まれ変わりだなんて決めている?生まれた瞬間全てが決まる世界。あなたはそんな世界を見た時、何を思うだろうか?
(参考情報:『裏サンデー』
第2位 小西明日翔「来世は他人がいい」(『月刊アフタヌーン』講談社)
「腎臓片方400万」
このセリフだけで雰囲気の分かるこの作品は「女は度胸」と感じる作品。 極道の家に生まれた吉乃はある日いきなり自分が婚約することを知る。相手はもちろん極道であり、相手を知るためにも東京に行く。初めて会った婚約者は距離の近いニコニコと世話を焼く男。しかし、だんだん違和感を覚えてくる。吉乃が本当に婚約を勧められた理由とは? 愛が重い人、強気のかっこいい女性が好きな人におすすめ。
(参考情報:『アフタヌーン公式』
第3位 原作:稲井田そう/漫画:ぺぷ「デスゲーム漫画の黒幕殺人鬼の妹に転生して失敗した」(『シルフコミックス』KADOKAWA)
「たくさん頑張るんだよ」
家族の本当の姿を知っているだろうか。この作品は兄がサイコパスなことを知っている妹による最悪の未来を回避するべく、兄が奮闘する話である。ある日妹の舞は、自分がある作品の人だということを自覚する。その日から最悪の結末を回避するべく、常につまらなそうな兄に驚きを提供する。しかし、時が進むにつれ兄の様子が…。異常なまでの執着、メリバが好きな人におすすめ。
(参考情報:『KADOKAWAオフシャルサイト』

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