教員・ゼミ紹介

山澤 成康 Nariyasu YAMASAWA

山澤 成康 教授 Nariyasu YAMASAWA, professor

<職名>
教授

<担当ゼミ>
経済分析(実践ゼミ、展開ゼミ)

<研究領域>
マクロ経済学、計量経済学、政策シミュレーション

自己紹介

経済学を担当しています。特に、日本経済やアジア経済を中心に分析しています。
最近は「ディズニーランドのマネジメント」というタイトルで講義をすることが多いので、ディズニーランドの経営学、経済学的側面についていろいろと考えています。

ゼミでは実際に株を買っています。グローバル金融危機のころは大きな損失を出しましたが、今年度は何とか利益が出そうです。

専門領域

マクロ経済学、計量経済学、経済予測

研究テーマ

景気を把握する指数の開発、経済予測手法の開発

経済分析(実践ゼミナール)

社会や企業のしくみを経済学的な観点から見ることができるようになるのが目標です。新聞などを使って、生きた経済を学ぶゼミにしたいと思います。
進路に関しては、金融機関や一般企業を目指す学生が中心です。私が新聞社出身なので、時事問題に強く一般常識がある学生については、マスコミへの就職活動も支援します。

進路が定まっていない学生が多いと思いますが、就職活動を終えた4年生や卒業して働いているOGに会う機会を積極的に作るので、進路のイメージを明確にしていってもらいたいと思います。

卒業生の就職先

みずほ銀行、三井住友銀行、栃木銀行、山形銀行、埼玉縣信用金庫、千葉興業銀行、ゆうちょ銀行、みずほインベスターズ証券、日本生命、明治安田生命、住友生命、共栄火災海上保険、三井生命保険、東京海上日動火災保険、損保ジャパン、郵便局株式会社、セブンイレブン本社、メリーチョコレート、タマホーム、花王カスタマーマーケティング、ドーナツプラント、伊勢丹、アプワイザー・リッシェ(アパレル)、トゥモローランド(アパレル)、エスクリ(ウエディングプランナー)、モスキート(テレビ制作会社)、警視庁職員第一類など

春学期は、おもにインターンシップの準備期間で、社会常識や基本的な経済知識を身に付けるようにします。前半30分は新聞を各自が持ってきてゼミ生全員で議論します。日本経済に関する本を読み、分担して要約や疑問点を発表します。さらに、インターンシップ先の企業をゼミ生全員で訪問し、企業の方から直接話を聞くことで、インターンシップへの疑問を解消していきます。2012年度は、第一生命経済研究所、みずほ総合研究所に行き、イメージサイエンスの方に来ていただきました。

夏休みはインターンシップを行います。インターンシップ先はいわゆるシンクタンクが多いですが、企業や社会のしくみがわかるようなプログラムにして欲しいと受け入れ先にお願いしてあります。インターンシップ中3回、ゼミ生専用掲示板に報告することになっています。ほかの学生ががんばっている様子を知ると励みになり、連帯感も生まれます。

さまざまなイベントを通じて、ゼミ生相互の懇親を深めることも重視しています。ゼミ生どうしが仲良くなれば現在の3、4年生のように、よく会合を持つことができるようになります。大学内で自分の「居場所」を持つことは重要です。

秋学期は、株の運用を行います。基本的な図書を読み、証券投資の専門家を招いて話を聞いたあと、実際に銘柄を選んでレポートを作成します。その後話し合って、実際に株を買います。外資系金融機関の部長の厚意で150万円の資金があります。

ゼミ選考の面接も学生にやってもらいます。短時間で応募した学生がどのような人物なのかを見抜く力を付けることを重視しています。
これまでは、3年生の展開ゼミも実践ゼミとほぼ同じメンバーで行っています。3年生の夏には合宿をやる予定です。

経済分析(展開ゼミナール)

社会や企業のしくみを経済学的な観点から見ることができるようになるのが目標です。
進路に関しては、金融機関や一般企業を目指す学生が中心です。私が新聞社出身なので、時事問題に強く一般常識がある学生については、マスコミへの就職活動も支援します。
就職活動を終えた4年生や卒業して働いているOGに会う機会を積極的に作るので、進路のイメージを明確にしていってもらいたいと思います。

卒業生の就職先

みずほ銀行、三井住友銀行、栃木銀行、山形銀行、埼玉縣信用金庫、千葉興業銀行、ゆうちょ銀行、みずほインベスターズ証券、日本生命、明治安田生命、住友生命、共栄火災海上保険、三井生命保険、東京海上日動火災保険、損保ジャパン、郵便局株式会社、セブンイレブン本社、メリーチョコレート、タマホーム、花王カスタマーマーケティング、ドーナツプラント、伊勢丹、アプワイザー・リッシェ(アパレル)、トゥモローランド(アパレル)、エスクリ(ウエディングプランナー)、モスキート(テレビ制作会社)、警視庁職員第一類など

授業の冒頭に、新聞を使って最近の経済についての解説をしますので、当日の日本経済新聞朝刊を持ってきてください。

3年生
  • 春学期
    日経BP社主催関東経済学生連盟「インナー大会」、日経主催「日経ストックリーグ」など、外部の大会へ参加し、その準備を進めます。
  • 夏休み
    合宿をします。行き先は学生が話し合って決めます。これまで、那須、伊豆、大阪、河口湖、秋川渓谷などに行っています。
  • 秋学期
    プレゼンの仕上げをします。紫祭では模擬店を出店します。

山澤ゼミのメンバー2人は10月15日、クラウドカンパニー主催の事業提案コンテスト「スタートアップ企業によるピッチコンテスト」で発表しました。3年生2人は同社社長が所属するソフトバンクで2週間のインターンシップを経験し、そこで提案した新事業が優れていたためプレゼンが実現しました。プレゼン後の質疑では、「実際に事業化も可能」と高い評価をいただきました。2人の提案内容は、それぞれ「スマートシニアによる学童保育所運営」と、「結婚式場の女性向けワーキングスペースへの活用」です。

4年生
  • 春学期
    3年生の発表についてコメントするとともに、卒論に向けた準備を始めます。研究テーマ、先行研究などについて、調べ、春学期の終わりには中間報告会を行います。研究テーマは、私の授業の範囲をより詳しく調べるという形で決めてください。「マクロ経済学」「日本経済論」「計量経済学」「アジア経済」「経済予測」「ディズニー」などに関するテーマです。
  • 秋学期
    卒業論文を完成させます。論文は一度提出したら終わり、というものではなく何度も書き直すものなので、できれば秋学期の初めには論文を一応最後まで書き、その後さまざまな人のコメントをもとに修正していくというスケジュールにしてください。

ゼミ長による紹介

私達は山澤先生のご指導のもと、経済学を使って社会の分析を行っています。日経新聞を読んで勉強し、実際に株式投資も行っています。
授業以外の活動も盛んで、みんな仲良しです!