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科目名アートと経済社会入門/アートビジネス入門
担当者横堀 応彦
開講期2025年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目アートと経済社会の関わり
授業の到達目標半期の講義を通して、受講生はアートと経済社会の関わりに関する基本的な知識を身に付け、現代におけるアートと経済社会の関係について自分自身の言葉で意見を述べられるようになることを目標とする。
今年度の授業内容この授業では、アートが経済社会において果たす役割や影響を探求します。アート市場の仕組みや、文化産業としてのアートの位置づけ、アートと経済成長の関係について学びます。さらに、アートが社会的価値を創造する方法や、その経済的インパクトを評価するための基本的なフレームワークを提供します。アートが現代社会においてどのように経済活動と結びついているかを理解し、アートの価値を多面的に考察する力を養います。
なお以下の授業スケジュールに記載した各回の内容はあくまで予定(努力目標)なので、この通りに進むとは限りません。受講生の理解度を確認しながら、適宜授業進度を調整します。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について講義資料を事前に読み、気になったことや疑問点を準備しておくこと。講義終了後は、講義内で紹介した内容について各自リサーチを行うこと。 1回平均約190分
自習に関する一般的な指示事項授業外の時間を使って、実際に美術館に行って展覧会を鑑賞する(チケット代1000円~目安が自己負担となる)。教科書を予め読み、内容および疑問点をまとめた上で授業に臨むことが求められる。
授業の特徴(アクティブラーニング)リアクションペーパー/レポート/プレゼンテーション/グループワーク/体験学習・調査学習
第1回イントロダクション(授業の進め方、達成目標、評価方法の説明)
第2回アートと経済社会について(1)創造性
第3回アートと経済社会について(2)文化・芸術とは何か
第4回アートと企業・産業(1)投資
第5回アートと企業・産業(2)ブランディング
第6回アートと地域(1)アートの価値
第7回授業内レポート(中間)及び解説
第8回インターミッション(映像鑑賞)
第9回アートと地域(2)地域でアートを活かす
第10回アートと流通・消費(1)社会がアートを必要としている理由
第11回アートと流通・消費(2)エコシステムの構築
第12回アートとテクノロジー(1)テクノロジーによるアートの変革
第13回アートとテクノロジー(2)都市戦略としてのアート
第14回授業内レポート(期末)及び解説
授業の運営方法講義形式。中間および期末に授業内レポートを実施する。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法提出されたリアクションペーパーを次週の授業で紹介し、教員がコメントする。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 60% 授業内レポートの内容
授業参加 40% リアクションペーパーおよび授業内に指示する提出物
テキスト アートと経済社会について考える研究会の報告書(経済産業省)https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/art_economic/20230704_report.html
参考文献 筧菜奈子『いとをかしき20世紀美術』(亜紀書房、2023年) 1600円+税
熊倉純子監修『アートプロジェクト 芸術と共創する社会』(水曜社、2014年) 3200円+税
古賀太『美術展の不都合な真実』(新潮新書、2020年) 760円+税
髙橋芳郎『画商が読み解く 西洋アートのビジネス史』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2022年) 2000円+税
福村国春『西洋絵画の見方がわかる世界史入門』(ペレ出版、2022年) 1800円+税
布施英利『現代アートはすごい』(ポプラ新書、2022年) 1100円+税
山本浩貴『現代美術史』(中公新書、2019年)960円+税
その他、受講生の興味・関心に応じて随時授業中に紹介する。
その他、履修生への注意事項 授業内に指示する提出物には実際に美術館に行って展覧会を鑑賞するとが必要となるものが含まれ、そのチケット代(1000円〜目安)は自己負担となる。毎週の授業で予習・復習(決して少なくない分量の文献を読む等)が課されるので、履修にあたっては注意すること
講師の都合でやむを得ず休講にする可能性があるが、休講分の講義の代替方法については初回のオリエンテーション時に受講生と相談の上決定する。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】