| 科目名 | コーポレートガバナンス入門 | |
| 担当者 | 細川 淳 | |
| 開講期 | 2025年度春学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 1年 | |
| 単位数 | 2単位 | |
| 授業の方法 | 講義 | |
| 授業形態 | 対面(全回対面) | |
| オンライン実施回 | — | |
| 全回対面 | ||
| 授業題目 | 会社っていったいなにもの? 会社はだれのもの? | |
| 授業の到達目標 | 皆さんのほとんど全員がわずか3~4年後に就職して会社で働いています。 その「会社」っていったいなにものなんでしょうか? この授業では、 ①会社とはなにものなのか、 ②どういう人びとと関係するのか、 ③会社はだれのものなのか、 ということの習得を目標とします。 そうしてあなたが「会社」を理解すると、会社との向き合い方がわかります。 そうすると、楽しくやりがいを持って仕事をできるようになります。 やりがいを持てない時期に、あなたと会社の間合いをとることができやすくなります。 「会社」を理解して、自分自身の社会との向き合い方を手に入れて下さい。 | |
| 今年度の授業内容 | さまざまな事例やエピソードを交えて、コーポレートガバナンスの概念をわかりやすく解説していきます。そして「企業統治」と「企業経営」の違いと相互作用を理解できるように授業を深耕していきます。 アメリカ型と日本型の概念を対比する事で、日本の「会社」がどのような統治と経営をしているのか、そこに働く人びとはどう向き合っているのかを浮き彫りにし、その上でこれからの企業はどのような方向に向かっていくのかを学生と共に探っていきます。 授業内容の進捗によって、適宜ゲスト・スピーカーによる講演を実施する場合があります。 | |
| 準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 前回の授業での学修内容を復習してノートを整理してください。ノートは社会に出た後にも長期に参照できる自らの教材としてください。その上で自らの問題意識をメモし、次の授業での学修を深めてください。 | 1回平均約190分 | 
| 自習に関する一般的な指示事項 | 日々起こる、さまざまな会社に関するニュースに関心を持ちましょう。それらに授業で学んだものの見方を当てはめ、「なぜこの会社はこんな行動をしたのか」「だれがどう関与して権限を発揮したのかしなかったのか」というふうに、その背景に考えを巡らせてください。 | |
| 授業の特徴(アクティブラーニング) | リアクションペーパー/レポート/その他 | |
| 第1回 | オリエンテーション:授業の概要、進行 | |
| 第2回 | 会社っていったいなにもの?:私たちを取り囲む会社の世界 | |
| 第3回 | 会社はどういうふうにできあがっているのか?:会社の機能と構造 | |
| 第4回 | 会社はだれのもの?:コーポレートガバナンスのあり方 | |
| 第5回 | ステークホルダーという考え方 | |
| 第6回 | ステークホルダー型経営のケース・スタディ | |
| 第7回 | 会社はどうやって生まれたのか? | |
| 第8回 | 会社の構造と統治の歴史 株式会社のはじまり | |
| 第9回 | 会社の構造と統治の歴史 産業革命 | |
| 第10回 | 現代の私たちの生活や会社との関わり方:第2次・第3次産業革命 | |
| 第11回 | 日本の会社は? 江戸時代のビジネスと人びとの関わり方 | |
| 第12回 | 日本の会社は? どうしてこんな独特なものになったのか? | |
| 第13回 | 最新のコーポレート・ガバナンスの正体 | |
| 第14回 | これからどうなる?:すでに始まっている「資本主義」から「知本主義」への転換 | |
| 授業の運営方法 | 教員からの連絡事項がある場合はポータルの掲示登録で告知しますので、必ず参照して下さい。 授業内容は、主に講義により進行をして行きます。本講義を通して学んだことを書きとめたノートが、学生自身の今後の学生生活、社会生活で活用できるテキストとなるように授業を構成します。履修者の理解度や関心に即して授業内容・進行速度を変化させていきます。 学生の積極的な発言、質問、コメント・ペーパーによるコメントの提出を奨励します。 | |
| 課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 各回の学生からのフィード・インに対し、毎回回答する形でフィード・バックするとともに、その先の知見への足掛かりやヒントを提供していきます。 | |
| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 | 
| 定期試験 | 0% | 実施しません。 | 
| 小論文・レポート | 80% | 期末レポート | 
| 授業参加 | 20% | 良いコメントは加点対象(提出方法は授業で指示)。おしゃべり、スマホ使用は減点対象。 | 
| その他 | 0% | 実施しません。 | 
| 評価内容(評価方法、評価基準4) | 実施しません。 | 
| 参考文献 | 岩井克人著(2003)『会社はこれからどうなるのか』平凡社 ISBN4-582-82977-5 | 
| その他、履修生への注意事項 | 出欠はスマホによる出席登録、または出席票、コメントペーパーの提出で行います。 教員から連絡事項がある場合はポータルに掲示告知し、そのメールが各自に送られますので、履修生は常にメールを確認し、ポータルにアクセスして情報を確認する事。 私語禁止。授業中のスマホ、携帯、PC、タブレットの使用禁止。 授業に集中していただくための措置です。 コメント・ペーパーでの授業内容から触発されたこと、ご自身の体験、質問などの提出を歓迎します。提出方法は授業で指示します。良いコメントは加点対象。 授業内容の進捗によって、適宜ゲスト・スピーカーによる講演を実施する場合があります。 | 
| 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 |