科目名 | マーケティング入門 | ||
担当者 | 肖 栄 | ||
開講期 | 2025年度春学期 | ||
科目区分 | 週間授業 | ||
履修開始年次 | 1年 | ||
単位数 | 2単位 | ||
授業の方法 | 講義 | ||
授業形態 | 対面(一部オンライン) | ||
オンライン実施回 | — | ||
第4回/第5回/第12回/第13回 | |||
授業題目 | マーケティングの基本 | ||
授業の到達目標 | ① 知識・理解: マーケティングの基礎的概念を文書で説明できるようになる。マーケティングの基礎的な用語の意味を自分の言葉で説明できるようになる。 ② 思考・判断:日常の出来事について、マーケティングの視点から考えることができるようになる。 ③ 関心・意欲:『日本経済新聞』や『日経ビジネス』など新聞や雑誌の記事に目を通す習慣を身につけるようになる。 ④ 技能・表現:授業中で話した内容で、大事な点は自ら取捨選択してノートを取る力を身につけるようになる。 |
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今年度の授業内容 | わたしたちは、多くの製品やサービスに囲まれて日々暮らしています。製品やサービスは、我々の生活を便利なものにし、豊かなものにしてくれる。その中には「よく売れる商品」、「よく利用されるサービス」が存在する。よく売れる、よく利用されるというのは、偶然そのようになったのではない。その背後には、売れる論理がある。言い換えれば、企業は、商品が売れるような仕組みを作るのである。マーケティングは、この売れる仕組みを作る活動である。 この講義では、マーケティング論にかかわる入門の内容を中心に、できるだけ具体的事例を入れながら、みなさんと一緒に考え、各自が自分自身のマーケティング理解を持てるようにしたいです。さらに学生の皆さんに問いかけることやディスカッションしてもらうなどアクティブ・ラーニングを取り入れた講義を進めていきます。また、より実践的な力を身につけるために、授業内でも簡単な課題を行ってもらう予定です。 なお、遠隔授業となった場合はZoomあるいはTeamsによるリアルタイム授業を基本とします。IDは別途指示します。 |
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準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 次の授業までに、前回で扱ったプリントや参考資料を授業の内容を思い出しながらもう一回読み直してください。また、授業前に資料を読んで内容を理解しておいてください。 | 1回平均約190分 | |
自習に関する一般的な指示事項 | 配布する資料の予習・復習をしてください。また、この授業ではマーケティングの全体像を学びますので、日頃から身近な出来事や世の中の動向に関心を向け、授業と関連して理解できるようにしてください。 | ||
授業の特徴(アクティブラーニング) | リアクションペーパー/ミニテスト/レポート/討議(ディスカッション・ディベート)/グループワーク | ||
第1回 | イントロダクション:マーケティングって何だろうについて説明する。 | ||
第2回 | マーケティングの基礎:マーケティング役割、マーケティング・コンセプトについて説明する。 |
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第3回 | マーケティング環境の分析:PEST分析と3C分析について学ぶ。 | ||
第4回 | マーケティング・リサーチ:マーケティング・リサーチの役割とそのプロセスに関して説明する。 | ||
第5回 | STP分析:セグメンテーション、ターゲティングとポジションニングを学ぶ。 | ||
第6回 | 製品マネジメント(1):製品の概念と製品ミックスについて説明する。 | ||
第7回 | 製品マネジメント(2):製品ライフサイクルと製品開発を学ぶ。 | ||
第8回 | 価格マネジメント(1):価格設定の基本方針と新製品の価格設定について説明する。 | ||
第9回 | 価格マネジメント(2):心理面等の考慮する様々な価格対応を学ぶ。 | ||
第10回 | 流通マネジメント(1):代表的な流通形態や流通業者の存在価値について説明する。 | ||
第11回 | 流通マネジメント(2):流通チャネルの統制と管理を学ぶ。 | ||
第12回 | プロモーションマネジメント:プロモーション手段と効果的プロモーションの開発プロセスについて説明する。 | ||
第13回 | ブランド戦略:なぜブランドが必要になってくるかについて説明する。 | ||
第14回 | 講義総括:一学期のまとめと復習を行う。 | ||
授業の運営方法 | 基本的には講義形式で行いますが、授業内では簡単な課題を行ってもらいます。授業内の課題を通して、知識を身につけてください。 なお、遠隔授業の場合はZoom(あるいはTeams)によるリアルタイム授業を基本とします。IDは別途指示します。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 課題の内容については、次の授業の中でフィードバックします。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
授業参加 | 60% | 授業への参加度合いや授業内での課題提出等で評価対象とします。 |
その他 | 40% | 定期試験あるいはレポートで評価します。 |
テキスト | テキストは指定しません。毎回テーマに沿う資料を配布します。 |
参考文献 | (1)黒岩健一郎・水越康介(2023) 『マーケティングをつかむ 第3版』有斐閣。 (2)和田充夫・恩蔵直人・三浦俊彦(2022)『マーケティング戦略 第6版』有斐閣 |
その他、履修生への注意事項 | (1)第1回のガイダンスに、受講上の注意事項等を説明するので、必ず出席してください。 (2)事前に授業資料はTeamsにアップします。各自、自分のPCにダウンロードもしくはプリントアウトをして受講してください。なお、遠隔授業の場合はZoom(あるいはTeams)によるリアルタイム授業を基本とします。IDは別途指示します。 (3)毎回の講義に、当日の課題、感想、もしくは講義に対して不明点等を書いてもらい、各自の携帯電話からFormsにアクセスして内容を入力したうえで提出してください。 (4)学生の理解度合により適宜に講義計画を変更する場合がある。講義中に退席しないこと。やむをえない事情や体調がすぐれない場合は教員の許可を得てから退室すること。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 |