科目名 | 現代文化表現学演習IIA | |
担当者 | 川島 京子 | |
開講期 | 2025年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 4年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業形態 | 対面(全回対面) | |
オンライン実施回 | — | |
全回対面 | ||
授業題目 | パフォーマンス研究ゼミナール | |
授業の到達目標 | 演劇・舞踊等の舞台芸術を研究する方法について、実践的に学ぶ。4年次の目標は以下の通り。(1)各自が設定した対象について研究を積み重ね、調査・分析能力を身につける。(2)発表の司会や質疑など、アカデミック・コミュニケーションの技法をみがく。(3)舞台に関する研究論文や批評を数多く読むことで、文献読解能力を高める。(4)舞台評を数多く書くことで、舞台表現を分析・解読する能力と、ライティング能力を高める。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 | |
今年度の授業内容 | 基本的な授業スタイルは、3年次と同様に、担当者がさまざまな舞台芸術の中から具体的な研究対象を選び、それに関する資料(戯曲、ビデオ、批評、歴史資料、口述記録等)を調査・分析・解釈したうえで発表をおこない、それについてクラスで討議をおこなうというものです。4年次には、オリジナルな研究テーマによる専門的な内容の調査と報告を求めます。これを段階的に発展させて、卒業論文にいかしてゆきます。また、舞台評や調査報告などの「書き物」を互評するなどの、グループワークをおこないます。 | |
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前に次回発表者の研究について下調べをし、質問を準備しておく。 また発表者は、余裕をもって発表準備を行うこと。発表後は、教員および参加者からもらったコメントをもとに研究内容を再検討すること。 |
1回平均約45分 |
自習に関する一般的な指示事項 | 月に一度、課題舞台を鑑賞し劇評を提出してもらいます。 | |
授業の特徴(アクティブラーニング) | レポート/プレゼンテーション/討議(ディスカッション・ディベート)/グループワーク | |
第1回 | イントロダクション(授業の進め方、スケジュール等の説明、観劇レポートの課題について) | |
第2回 | 前年度卒業論文の紹介 学術論文の書き方の基礎(1) テーマ、章立て、構成、文章表現、引用の仕方、注釈の付け方、剽窃について |
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第3回 | 学術論文の書き方の基礎(2) 基本書式と作成実習 | |
第4回 | パフォーマンス分野の資料の調べ方について | |
第5回 | 観劇レポート互評会①(4月、5月期) | |
第6回 | 章立てと各章の概要発表(1) | |
第7回 | 章立てと各章の概要発表(2) | |
第8回 | 章立てと各章の概要発表(3) | |
第9回 | 観劇レポート互評会②(5月期、6月期) | |
第10回 | 序章の発表と講評(1) | |
第11回 | 序章の発表と講評(2) | |
第12回 | 序章の発表と講評(3) | |
第13回 | 観劇レポート互評会③(6月、7月期) | |
第14回 | 夏休みの研究計画発表 | |
授業の運営方法 | 学生の発表を主体とするゼミナール形式。各自の発表に対し参加者全員が意見を述べ討議してゆく。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 発表、執筆内容に対して授業内で講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 40% | 半期3回の観劇レポート、および授業内レポート。 |
授業参加 | 60% | 発表、討議を通じた授業への貢献、積極性。 |
テキスト | 毎回プリントを配布。 |
参考文献 | 各自の研究課題に応じて適宜指示する。 |
その他、履修生への注意事項 | 提出物についてはMicrosoft Teamsを使用する予定です。 詳細は初回の講義で説明いたします。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 |