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科目名現代文化表現学演習IB
担当者要 真理子
開講期2025年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目現代アート研究 1B
授業の到達目標この授業では、担当教員の準備する教材を用いて、芸術学、芸術史の理解のために必要な基礎的な知識を獲得すると同時に、具体的な作品をより良く理解するための作品分析の方法を習得することを目的としている。
1)感性的な体験を論理的に叙述する力を身につける。
2)論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
3)論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容文献講読、作品鑑賞を通じて、作品について人に伝えるための、あるいはアートに由来する感性的な体験を表現する言葉を検討する(卒業論文の準備)。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について資料・作品調査 1回平均約45分
自習に関する一般的な指示事項自主的に作品鑑賞や展覧会見学、または表現活動を行うなどアートの体験を通じて自分の関心のある対象を見つけ、そうした対象に関わる先行文献を図書館で調査・収集してください。
授業の特徴(アクティブラーニング)リアクションペーパー/レポート/プレゼンテーション/フィールドワーク/体験学習・調査学習/その他
第1回

夏休みレポート、計画書の提出/テーマの報告

第2回中間報告とディスカッション(発表原稿の提出、レジュメの配布)
第3回

卒業論文のテーマの確定、方法論の検討(様式論)

第4回

卒業論文のテーマの確定、方法論の検討(様式論)

第5回

卒業論文のテーマの確定、方法論の応用(記号論)

第6回

卒業論文のテーマの確定、方法論の検討(記号論)

第7回

これまでのまとめ

第8回卒業論文書式の説明、過去の卒業論文の分析
第9回過去の卒業論文の分析
第10回

卒業論文の概要と構成を書き出す(課題)

第11回

卒業論文の編集 説明1)

第12回

卒業論文の編集 説明2)

第13回

卒業論文の編集 説明3)

第14回全体講評と春休みレポートの準備(卒業論文の作成:参考文献の収集、文献リストの作成と第一章、あるいは論文考察の前提となる資料解説の執筆)
授業の運営方法テキスト資料とパワーポイントを併用して授業を行います。2週にわたって同じ資料を使用する場合は、初週に課題の説明をし、次週発表してもらいます。学期内に過去の卒業論文を参照し、1月〜2月に4年生の卒業論文集の作成をすることで、自らの論文執筆の手がかりとします。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業中に課題の解説、中間報告の講評を行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 30% 夏休み課題レポート:先行研究の丸写しではなく、これを参照したうえで独自の見解を示すことを目指す。
授業参加 50% 資料の要約、作品分析、中間報告など
その他 20% 参考文献の選定:リストの作成
評価内容(評価方法、評価基準4) 参考文献の選定:リストの作成
テキスト 適時、紹介する。
参考文献 ウンベルト・エーコ『論文作法』, 而立書房, 1991, ISBN: 978-4880591452, エーコ『記号論入門』而立書房, 1997, ISBN: 978-4880592282, 多木浩二『ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読』岩波書店, 2000, ISBN: 978-4006000196, ヴェルフリン『美術史の基礎概念』岩波書店, 1950, パノフスキー『イコノロジー研究』, 美術出版社,1971, 菅原教夫『現代アートとは何か』丸善, 1994, ISBN: 978-4621051180, ハンス・ベルティング『イメージ人類学』, 平凡社, 2014, ISBN:978-4582702842.
関連ページ ・DNP運営「artscape」
https://artscape.jp/

・文化財オンライン
https://bunka.nii.ac.jp/
その他、履修生への注意事項 学科ガイダンスの際に、授業の進行について説明します。参加困難な場合は必ずご連絡ください。ポータルの掲示を必ず確認し、課題の提出期限を厳守しましょう。また、自主的に図書館での文献調査、美術館、文化施設での作品見学を行っていただきます。校外見学を実施する計画もあります。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】