科目名 | 現代文化表現学演習IB | |
担当者 | 西原 麻里 | |
開講期 | 2025年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業形態 | 対面(全回対面) | |
オンライン実施回 | — | |
全回対面 | ||
授業題目 | ゼミ誌(共同研究の成果物)の制作・発行と、マンガをはじめとする現代テキスト表現文化の研究 | |
授業の到達目標 | ○マンガ研究に関する自身の関心や研究テーマを見つけ、分析を進めることができる。 ○共同研究で定められた自分の役割や作業に対して、積極的に参加することができる。 ○共同研究の成果をゼミ誌として形にすることができる。 論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 |
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今年度の授業内容 | このゼミでは、国内外/過去から現在にかけてのマンガ文化(表現論や受容者論なども含む)を研究テーマとする。IBでは春学期に実施した共同研究の成果を中心とするゼミ誌を制作し、電子版や紙版などで発行することを目指す。 また、現代テキスト表現に関する作品のレビューを執筆し、批評の方法や効果的な文章の書き方を身につける。 個人研究に関する文献調査・資料調査を進め、学術的な論文を執筆するための要点を身につける。 |
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準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 共同研究や個人研究に関する自分の作業を着実に進めること。計画的に予習・復習を行うこと。 予習・復習にそれぞれ15時間程度必要である。 |
1回平均約45分 |
自習に関する一般的な指示事項 | さまざまな文献に接して、自分の関心についても深めること。文献調査や資料調査などでわからないことがあったときは放置せず、ゼミのメンバーや教員にかならず相談すること。 | |
授業の特徴(アクティブラーニング) | レポート/プレゼンテーション/討議(ディスカッション・ディベート)/グループワーク/フィールドワーク/反転授業(知識習得の要素を教室外に済ませ、知識確認等の要素を教室で行う授業形態)/体験学習・調査学習 | |
第1回 | 授業スケジュールの確認 | |
第2回 | 『マンガ研究』掲載論文の文献講読・発表(1) | |
第3回 | 『マンガ研究』掲載論文の文献講読・発表(2) | |
第4回 | 『マンガ研究』掲載論文の文献講読・発表(3) | |
第5回 | 『マンガ研究』掲載論文の文献講読・発表(4) | |
第6回 | 作品レビューの執筆と座談会 | |
第7回 | ゼミ誌の制作に向けた準備と編集・発行スケジュール | |
第8回 | ゼミ誌の制作(1) | |
第9回 | ゼミ誌の制作(2) | |
第10回 | ゼミ誌の制作(3) | |
第11回 | 「2025年のマイ・ベスト作品」ビブリオバトル | |
第12回 | 個人研究のためのテーマ設定・文献調査(1) | |
第13回 | 個人研究のためのテーマ設定・文献調査(2) | |
第14回 | マンガ関連施設の見学 | |
授業の運営方法 | 研究活動は授業外時間で進めるため、教員やグループメンバーとの「報告・連絡・相談」を心がけてほしい。授業時間外での教員からの連絡はPortalをつうじておこなうため、かならず授業前に確認すること。 また、相談などはPortalの授業Q&Aまたはメールで受け付ける(必要に応じて、対面での面談も実施する)。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 共同研究の進捗状況や成果に対し、教員が授業内で講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 50% | 個人研究に関する調査報告レポートの提出 |
授業参加 | 50% | ゼミの研究活動への積極的な参加 |
テキスト | 『マンガ研究』(日本マンガ学会の学術雑誌) その他は授業内で適示する。 |
参考文献 | 山田奨治編著『マンガ・アニメで論文・レポートを書く』ミネルヴァ書房、2017年 竹内オサム・西原麻里編著『マンガ文化 55のキーワード』ミネルヴァ書房、2016年 小山昌宏・玉川博章・小池隆太編著『マンガ研究13講』水声社、2016年 その他、授業内で適宜指示する。 |
その他、履修生への注意事項 | 学期中にマンガ関連施設への校外見学・授業を実施するため、旅費や入場料などが必要となる。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 |