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科目名ライティング特殊演習(批評)B
担当者江口 正登
開講期2026年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業形態対面(一部オンライン)
オンライン60単位制限対象科目
第2回/第6回/第7回/第9回/第10回/第13回
授業の到達目標1.一般的・基礎的な文章技術を身につけた上で、文章の目的や読者を意識し、適切なスタイルを選択できるようになる。
2.対象を論理的な根拠に基づいて分析・解釈し、評価できるようになる。
3.ある程度の長さの批評を書けるようになる。
4.現代の社会の中での批評のあり方について、自分なりの意見が述べられるようになる。
今年度の授業内容批評を書くことは、作品を鑑賞し、思考し、言語化する能力を養うものですが、同時に、そのように言語化することを通じて、他者との対話の場を開き、自らの思考と作品の意義を公共化していく契機にもなります。作品を語る言葉はまた、展覧会のカタログや演劇公演のプログラム、映画のプレスリリースなど、社会のさまざまな場面で求められており、批評を書く力は実際的なスキルとしても有用です。
本授業では、批評一般や他のジャンルについても視野に入れつつ、特に演劇の批評の書き方を学びます。批評という文章のあり方を理解することからはじまり、作品分析や執筆の方法を学び、また実際の批評文を読むことを通して、批評を書くための技術を身につけます。
履修者には、授業の中盤に短文の批評(1000~2000字程度)を、また終盤に長文の批評(3000~5000字程度)を執筆してもらいます。短文の批評は実際に舞台を観て執筆し、長文の批評は映像で参照できる作品について執筆してもらう予定です。書いた批評には教員からももちろんフィードバックを行いますが、履修者同士でも互いに読みあい、フィードバックを交換します。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について・事前に講義資料や課題文献に?を通し、気になった点や疑問に思った点などを整理しておく。(文献はかなり長いものを読むこともあります)
・調べ物や映像の視聴などを事前課題として課すこともある。
・互評会に関しては、他の履修生の書いた批評も読み込み、意見を話す準備をしておく。
・執筆のためのリサーチを随時進める。
1回平均約45分
自習に関する一般的な指示事項・普段から文章を読む際には、その技巧や構成、スタイルなどにも注意を向けるようにしてください。
・演劇はもちろんのこと、それ以外の様々な芸術ジャンルにも?頃から関?を持つようにしてください。授業時にも公演や展?の情報を紹介するので、なるべく積極的に?を運んでみてください。
授業の特徴(アクティブラーニング)レポート/プレゼンテーション/討議(ディスカッション・ディベート)
第1回ガイダンス
授業概要、スケジュール、成績評価などについて説明し、履修者の関心を確認する。
第2回【オンライン授業(リアルタイム)】
批評とは何か①
批評とはどのような文章なのか、その形式、機能、目的について学ぶ。
第3回批評を読む①
レビューなどの短い批評?を読む。
第4回批評を読む②
演劇以外のジャンルの短い批評?を読む。
第5回執筆の方法①
批評の最も基本的な要素である作品記述について学び、実践してみる。
第6回【オンライン授業(リアルタイム)】
執筆の方法②
執筆の準備段階において必要な発想法や情報収集の技術、また文章作法などを学ぶ。
第7回【オンライン授業(リアルタイム)】
作品分析の視点①
演劇作品を掘り下げて論じるために必要な基礎知識を学ぶ。
第8回互評会①
各自が執筆した短文批評を読み合い、相互にフィードバックを行う。
第9回【オンライン授業(リアルタイム)】
作品分析の視点②
演劇作品を掘り下げて論じるために必要な知識をより発展的に学ぶ。
第10回【オンデマンド授業】
作品鑑賞
長文批評の対象となる課題作品を鑑賞する。
第11回長文批評執筆の準備①
前回鑑賞した作品についての感想などを話し合い、長文批評の構想を練る。
第12回長文批評執筆の準備②
長文批評の構想をさらに掘り下げる。
第13回【オンライン授業(リアルタイム)】
批評を読む③
一定の分量を持つ作品批評を読む。
第14回互評会②、まとめ
各?が執筆した??批評を読み合い、相互にフィードバックを?う。
まとめとして、各自の執筆経験を振り返り、批評を書くことの意義やその社会的な機能について議論をする。
授業の運営方法・教員による講義、履修者による批評の執筆、それらについてのディスカッションを主軸として進める。履修者には、執筆の進捗状況の報告も随時行ってもらう。批評執筆のために演劇公演の鑑賞(チケット代3000~5000円程度のものを対象とする予定)が課されます。
・資料配布や日常的な連絡にはMicrosoft Teamsを使用します。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法執筆した批評に対して、授業内でフィードバックを行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 60% 批評の執筆(短文と長文の2回)
授業参加 40% 執筆状況についての報告やディスカッションへの貢献など、授業参加への積極性
参考文献 唐木元『新しい文章力の教室:苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』インプレス,2015年.
その他、履修生への注意事項 ・オンライン授業の回の内、第10回だけはオンデマンド形式で実施します。それ以外のオンライン回は、Microsoft Teamsを利用し、リアルタイム配信の形式で行います。資料の配布、出席確認もTeamsを通じて行います。
・授業の運営?法の欄にも書きましたが、批評執筆に関連して演劇公演の鑑賞が課題となりますので、チケット代の?出が必要になります。3000~5000円程度のものを対象とする予定です。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】