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科目名女性と文化表現
担当者山本 博一
開講期2026年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業形態対面(全回対面)
オンライン60単位制限対象科目
全回対面
授業の到達目標

女性にとどまらない多様な性にかかわる表現とデザインの理解から、現代日本の女性と文化表現について、独自の考察をふまえて論述できるようになることが本授業の目標です。

今年度の授業内容

ジェンダー論やフェミニズムの知見から、多様化している文化表現について論じていきます。授業では、現代における「女性を対象として創造されたデザイン」と「女性が自ら創造したデザイン」、またその人物に焦点をあて、交差性の議論も踏まえながら考察していきます。導入では、ジェンダーについてグローバルと地域文化双方の視点から議論し、本授業における履修者自身の立ち位置を確認します。つづいて「女性を対象として創造されたデザイン」の事例、また創造を実践する国内外の女性とデザインについて考察します。授業後半では、文化表現を実践するゲストスピーカーから文化・表現・デザインと社会との関わりをテーマに講演をいただき、履修者自身の「女性と文化表現」に対する考えを構築していくための材料とします。

準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について予定を参照して講義でとり上げるテーマについて調べ、ノートを作成しておくこと。講義受講後はノートを加筆修正し理解を深めること。 1回平均約190分
自習に関する一般的な指示事項

女性と関わる文化・表現・デザインといえる身近な事柄について、日頃から考察し、授業での事例との比較から見解が述べられるようにしておいてください。

授業の特徴(アクティブラーニング)リアクションペーパー/レポート
第1回ガイダンス:現代日本の文化・表現・デザインと儀礼における性差
第2回過去の遺物や芸術作品からみえてくる性差
第3回現代の多様な「性」に対する概念と地域の文化
第4回

女性を対象として創造されたデザインの考察:住まい、建物ほか、病院、インテリアなど

第5回

女性を対象として創造されたデザインの考察:商業施設、店舗など

第6回女性を対象として創造されたデザインの考察:移動手段、公共交通機関、装身具など
第7回

授業内研究課題1(レポートを提出):「女性を対象として創造されたデザイン」について

第8回女性を対象として創造されたデザインの考察:女性が働く環境:建設現場やオフィスなど
第9回女性が自ら創造したデザイン・表現:デザイナーと衣服
第10回女性が自ら創造したデザイン・表現:プロジェクトと主導者1(自動車メーカーほか)
第11回女性が自ら創造したデザイン・表現:プロジェクトと主導者2(化粧品メーカーほか)

第12回女性が自ら創出したデザイン・表現:現役デザイナーやアーティスト(ゲストスピーカー)1
第13回女性が自ら創出したデザイン・表現:現役デザイナーやアーティスト(ゲストスピーカー)2
第14回授業内研究課題2(レポートを提出):「女性と文化表現」について
総括
授業の運営方法

講義形式の授業です。授業ごとにレジュメと必要に応じて資料を配布し、テーマごとに画像や資料を用いて解説します。各回の授業冒頭では、リアクションペーパーへのフィードバックをおこない、前回の授業内容を再確認して学びを深めます。授業12回目以降では、招聘したゲストスピーカーに自身の文化表現と社会での経験などについて語ってもらい、それまでに紹介した事例などと比較考察できるようにします。設定されている授業内研究課題は前提講義後に取り組みます。

課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法特徴的な見解の紹介や典型的な誤解について授業内での解説、または添削してフィードバックします。授業内研究課題2は希望者のみに対応します。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 50% 出題時に明示します
授業参加 50% リアクションペーパー
定期試験 0%
テキスト 必要に応じて資料を配布します。
参考文献

国立歴史民俗博物館監修『新書版 性差の日本史 (インターナショナル新書)』集英社インターナショナル 、2021

グレース・ボニー著『自分で「始めた」女たち 「好き」を仕事にするための最良のアドバイス&インスピレーション』海と月社、2019

三橋順子著『これからの時代を生き抜くためのジェンダー& セクシュアリティ論入門 』辰巳出版、2023
関連ページ 適宜、授業中にお知らせします
その他、履修生への注意事項 授業内課題が設定されている日はPCをご持参ください。
欠席日のリアクションペーパーは、当日のシラバステーマで自習し提出できます(ただし文頭に「欠席したこと」を必ず記載すること)。
状況に応じて招聘した専門家の意見をうかがう機会をもつ場合があります。
授業の進行状況等により予定は変更されることがあります。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】