| 科目名 | デザイン文化論 | |
| 担当者 | 山本 博一 | |
| 開講期 | 2026年度秋学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 1年 | |
| 単位数 | 2単位 | |
| 授業の方法 | 講義 | |
| 授業形態 | 対面(全回対面) | |
| オンライン60単位制限対象科目 | ― | |
| 全回対面 | ||
| 授業の到達目標 | 近代以降のデザインやデザイン様式、デザイン運動についての基礎知識の習得から、現代のモノや空間のデザインを考察するための視点を養ないます。これからの様々な分野のデザインを「社会や生活との関わり」の観点から考察できるようになることが、本授業の目標となります。 |
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| 今年度の授業内容 | 生活で使用されるモノや空間のデザインは、求められる用途や機能とともに社会の影響などを受けて造形されています。本授業では、ウイリアム・モリスの「アーツ・アンド・クラフツ運動」から現代までのモノや空間のデザイン、デザイン様式、デザイン運動について読み解いていきます。特に19世紀後半から20世紀初頭までのヨーロッパのデザインを「装飾」「産業」「社会」、20世紀初頭からのアメリカのデザインを「国際化」「大量生産」、現代のヨーロッパ・アメリカのデザインを「地域」「ユニバーサルデザイン」「環境」という観点から考察していきます。各単元の代表的なデザインをとりあげ、当時の社会と創作した人物や背景を画像で紹介しながら、歴史上の出来事などとの関係性も踏まえて解説していきます。 |
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| 準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前に配布する資料および授業計画に目を通して予習し、講義受講後は配付資料やノートを見直して理解を深め、新たな疑問などについて自身で調べ、学びを深めること。 | 1回平均約190分 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | 日頃から、身近にあるモノや空間のデザイン(かたち・色・素材)について観察し、自分なりにその理由を考えメモをとるようにすること。 |
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| 授業の特徴(アクティブラーニング) | リアクションペーパー/レポート | |
| 第1回 | ガイダンス: 「デザイン文化論」の概要、文学部で学ぶ本分野の価値、授業の進め方についてなど |
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| 第2回 | 産業革命後のデザインと「ウイリアム・モリス」のデザイン | |
| 第3回 | 「装飾」をキーワードとした19世紀末頃のデザイン1:グラスゴー派ほか | |
| 第4回 | 「装飾」をキーワードとした19世紀末頃のデザイン2:アール・ヌーボーほか |
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| 第5回 | 「装飾」をキーワードとした19世紀末頃のデザイン3:ユーゲント・シュティルほか | |
| 第6回 | 「装飾」をキーワードとした19世紀末頃のデザイン4:アントニオ・ガウディ、グラフィックデザイン | |
| 第7回 | 授業内研究課題1(レポートを提出):「装飾」をキーワードとしたデザインについて | |
| 第8回 | 「産業」をキーワードとした20世紀前半のデザイン1:ドイツ工作連盟、バウハウス | |
| 第9回 | 「産業」をキーワードとした20世紀前半のデザイン2:デ・ステイルほか | |
| 第10回 | 「産業」をキーワードとした20世紀前半のデザイン3:アール・デコほか |
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| 第11回 | 「社会」をキーワードとした20世紀前半のデザイン:ロシア構成主義ほか |
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| 第12回 | 「国際化」「大量生産」をキーワードとしたアメリカ20世紀前半のデザイン | |
| 第13回 | 「地域による特質」と「ポストモダン」、 「環境」や「ユニバーサルデザイン」をキーワードとした20世紀後半のデザイン: |
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| 第14回 | 授業内研究課題2(レポート提出):デザイナーと作品について 総括 |
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| 授業の運営方法 | 講義形式の授業です。授業第2回目までに授業全回に関わる資料を配布します。授業ではその配布資料とレジュメ、映像を用いて解説していきます。リアクションペーパーへのフィードバックを授業冒頭でおこない、前回の授業内容を再確認して学びを深めます。設定されている「授業内研究課題」は前提講義後に取り組みます。 |
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| 課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 特徴的な見解の紹介や典型的な誤解について授業内での解説、または添削してフィードバックします。授業内課題2は希望者のみに対応します。 | |
| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
| 小論文・レポート | 50% | 出題時に明示します |
| 授業参加 | 50% | リアクションペーパー |
| 定期試験 | 0% |
| テキスト | 必要に応じて資料を配布します。 |
| 参考文献 | 近代から現代までのデザイン史入門、トーマスハウフェ著、薮享訳、晃洋書房、2007 近代家庭機器のデザイン史、面矢慎介著、美学出版、2020 国際デザイン史―日本の意匠と東西交流、デザイン史フォーラム編、思文閣出版、2001 |
| 関連ページ | 必要に応じてお伝えします。 |
| その他、履修生への注意事項 | 授業内研究課題1が設定されている日は、「2B程度の鉛筆と消しゴム、赤青のボールペン」を持参してください。授業内研究課題2が設定されている日は「PC」をご持参ください。 欠席日のリアクションペーパーは、当日のシラバステーマで自習して提出できます(ただし文頭に「欠席したこと」を必ず記載すること)。状況に応じて招聘した専門家の意見をうかがう機会をもつ場合があります。 授業の進行状況等により予定は変更されることがあります。 |
| 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 |
| 実務経験の概要 | 設立したデザイン会社での公共施設を主とした空間デザイン、その他デザイン全般に関わる実務経験があります。 |
| 実務経験と授業科目との関連性 | 公共施設の空間デザインにおける「生活文化」の観察を通じた実践・実務、それを背景とした研究教育の内容が本授業科目と関連します。 |