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科目名人文学演習IIB
担当者香山 はるの
開講期2025年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次4年
単位数1単位
授業の方法演習
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目本や映像を通して学ぶイギリスの文化





授業の到達目標様々な本や映像を通してイギリスの社会、文化(特に「女性」に関わる問題)について理解を深める。各受講生が興味を持った作品を鑑賞し、内容について理解を深め、その成果を自分の言葉で表現できるようになる。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。


今年度の授業内容本や映画に描かれるイギリス社会における「女性」の問題に関して、各自が関心を持った点について調べて発表する。また、他の受講生とのディスカッションを通して理解を深める。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について授業で取り上げるテーマや、本、映像について下調べをしておく。その際、疑問に思ったことを整理しておく。授業後は学習した内容をノート等にまとめ、理解を深めること。


1回平均約45分
自習に関する一般的な指示事項新聞などでイギリスに関する記事を探し、内容をメモするなど、日頃から情報収集に努めること。
授業の特徴(アクティブラーニング)プレゼンテーション/討議(ディスカッション・ディベート)
第1回イントロダクション
第2回『高慢と偏見』(1) 19世紀イギリスの中流階級の女性


第3回『高慢と偏見』(2) 女性と結婚の問題
第4回
発表
第5回ディスカッション
第6回『未来を花束にして』(1)  20世紀初頭における労働者階級の女性の問題
第7回『未来を花束にして』(2) 女性の参政権運動について

第8回発表
第9回ディスカッション
第10回『ブリジッド・ジョーンズの日記』(1) 現代イギリスの女性
第11回『ブリジッド・ジョーンズの日記』(2) 女性のキャリアと結婚の問題
第12回発表
第13回ディスカッション
第14回まとめ
授業の運営方法DVDの視聴やテキストの講読を行い、女性に関わる重要なテーマについて発表や意見交換を行う。


課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法受講生の発表や課題の内容について、補足・講評を行う。レポートの書き方についても随時指導する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 60% 小レポート
授業参加 40% 授業中の発表、ディスカッション
その他 0% 実施しない
評価内容(評価方法、評価基準4) 実施しない
参考文献 新井潤美『不機嫌なメアリー・ポピンズーイギリス小説と映画から読む「階級」』平凡社新書、2005年。760円(税別)。ISBN4-582-85273-4
その他、履修生への注意事項 受講生の発言や発表など積極的な授業参加を重視する。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】