科目名 | 人文学演習IA | |
担当者 | 山岡 華菜子 | |
開講期 | 2025年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業形態 | 対面(全回対面) | |
オンライン実施回 | — | |
全回対面 | ||
授業題目 | 文献による日本語研究とコンピュータを用いた日本語研究について学ぶ。 | |
授業の到達目標 | 言語についての基礎的な調査・分析と考察の方法を学び、4年次において卒業論文を書くための構えを身につける。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 | |
今年度の授業内容 | 日本語学(国語学)の研究手法を演習形式で学ぶ。 授業では、春学期に古典文学作品の影印本を用いてテキストに現れる語法・音韻・表記(文字)を分析し、コンピューターを使った日本語の分析手法を学ぶ。秋学期には、アンケート調査や対面調査の手法で現代語を分析する。 この授業では、身近な言語である日本語の奥深さや様々な言語事象に垣間見える人間の面白さを知り、それを学問的に探究して日本語に対する理解を深めることで、その特徴が捉えられるようになることを目指す。 |
|
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 自分の範囲だけでなく、他の人の発表範囲についても目を通すこと。翻字、字母など表記に関わることだけでなく、注釈書(配布予定)にも目を通して語彙や文法についても滞りなく理解できるようにしておくこと(1時間~2時間)。授業後は発表資料に目を通し、日本語学上の問題について考えをまとめておく(1時間~2時間)。 | 1回平均約45分 |
自習に関する一般的な指示事項 | 翻字については各自で、授業前後に確認しておくこと。その表現上の特性については参考文献にも目を通しておくこと。コンピュータの扱いに不慣れな場合は、授業で教わったことを一通り練習し、操作に慣れておくこと。 | |
授業の特徴(アクティブラーニング) | レポート/プレゼンテーション/討議(ディスカッション・ディベート)/グループワーク/フィールドワーク/体験学習・調査学習 | |
第1回 | ガイダンス | |
第2回 | 文献による日本語研究について | |
第3回 | 文献資料の概観と諸注意 | |
第4回 | 文献調査をもとにした発表① | |
第5回 | 文献調査をもとにした発表② | |
第6回 | 文献調査をもとにした発表③ | |
第7回 | コーパスについての紹介 | |
第8回 | コーパス使用の基本 | |
第9回 | コーパス検索のいろいろ | |
第10回 | データ整理について | |
第11回 | コーパスでの調査 | |
第12回 | コーパス調査をもとにした発表④ | |
第13回 | コーパス調査をもとにした発表⑤ | |
第14回 | コーパス調査をもとにした発表⑥ まとめ | |
授業の運営方法 | 論文を読み、ツールを利用して、データを収集し、分析・考察を行う。グループワーク・発表を2回行う。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業内で行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 30% | 学期末レポート |
授業参加 | 70% | 発表・議論への参加 |
その他 | 0% | なし |
定期試験 | 0% | 実施しない |
評価内容(評価方法、評価基準4) | 実施しない |
テキスト | 適宜プリントを配布します。 |
参考文献 | 授業内で提示します。 |
その他、履修生への注意事項 | PCを毎回持参してください。発表資料の作成などで使用します。 また、必要に応じて校外見学を実施します。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 |