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科目名多文化社会と民族問題
担当者石田 信一
開講期2026年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業形態対面(全回対面)
オンライン60単位制限対象科目
全回対面
授業の到達目標民族とは何か、世界にどのような民族がおり、どのような問題が生じているのかを理解し、説明できるようになる。多民族の平和的共存という観点から、国家・地域のありようを多角的かつ批判的にとらえられるようになる。
今年度の授業内容民族の概念と用語法を整理した上で、民族問題の歴史と現状について、旧ユーゴスラヴィア紛争(クロアチア、ボスニア、コソヴォ)など具体的な事例に即して、紛争の予防や紛争終了後の課題といった視点も取り入れつつ学んでいく。新たな民族問題としての移民問題やこれに対応する多文化主義の問題についても、日本の現状をふまえて考察していく。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について各回の授業で扱うテーマについて、参考文献等から予習し、ノートにまとめておく。授業後は、授業内容の復習とともに、提示された課題に取り組み、理解を深めること。 1回平均約190分
自習に関する一般的な指示事項授業時に配付・配信する資料や参考文献などを活用し、講義内容に関連する研究課題を自ら設定・探究すること。
授業の特徴(アクティブラーニング)リアクションペーパー/レポート/討議(ディスカッション・ディベート)
第1回導入:民族とは何か
第2回アジアにおける民族と紛争
第3回中東・北アフリカにおける民族と紛争
第4回旧ソ連地域における民族と紛争
第5回ヨーロッパにおける民族と紛争
第6回アフリカにおける民族と紛争
第7回南北アメリカ・オセアニアにおける民族と紛争
第8回旧ユーゴスラヴィアの民族問題(1)概観
第9回旧ユーゴスラヴィアの民族問題(2)クロアチア紛争とボスニア紛争
第10回旧ユーゴスラヴィアの民族問題(3)コソヴォ紛争とマケドニア問題
第11回旧ユーゴスラヴィアの民族問題(4)和解の試み
第12回民族紛争の解決と予防
第13回移民問題と多文化主義
第14回日本の多文化社会
授業の運営方法基本的に講義形式をとる。必要に応じて映画・ドキュメンタリー等の映像資料を活用し、理解の助けとする。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法レポート回収後、全体的なコメントに加え、すぐれたレポートの紹介やよくあるミスについての解説を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない。
小論文・レポート 30% 主要トピックに関する中間段階での課題レポート。
授業参加 30% 課題の提出およびディスカッションへの参加。
その他 40% 基礎的知識および理解力を確認するための授業内テスト。
評価内容(評価方法、評価基準4) 基礎的知識および理解力を確認するための授業内テスト。
テキスト 祝田秀全監修『地図でスッと頭に入る世界の民族と紛争』晶文社、2022年、1650円、ISBN978-4-398-14467-6
このほか、授業用資料を配付または配信する。
参考文献 月村太郎『民族紛争』岩波書店(岩波新書)、2013年、880円、ISBN978-4-00-431431-8
塩川伸夫『民族とネイション』岩波書店(岩波新書)、2008年、1034円、ISBN978-4-00-431156-0
山内昌之『民族問題入門』中央公論社(中公文庫)、1996年、775円(電子版)、ISBN978-4-12-202537-0
是川夕『ニッポンの移民』筑摩書房(ちくま新書)、2025年、1012円、ISBN978-4-480-07710-3
その他、履修生への注意事項 ポータル(Atomi Information Portal)に加えて、Microsoft Teamsを用いた資料・課題提示を行うことがある。
レポートは客観性・論理性を重視し、文章としてまとまっていること(箇条書きは不可)、典拠が示されていることを要件とする。
生成AIの出力をそのまま、あるいは一部を改変したのみでレポートあるいは答案として提出することは、自身の学びにならないため、禁止する。
授業中の「私語」および「内職」、正当な理由のない途中退出は厳禁であり、発覚した場合には減点の対象とする。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】