| 科目名 | 近代日本文学 | |
| 担当者 | 奴田原 諭 | |
| 開講期 | 2026年度春学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 3年 | |
| 単位数 | 2単位 | |
| 授業の方法 | 講義 | |
| 授業形態 | 対面(全回対面) | |
| オンライン60単位制限対象科目 | ― | |
| 全回対面 | ||
| 授業の到達目標 | 「私」という不可解なものを語るとはどういうことか、「私」を語ることは可能であるのか、それについて深く考察し表現できる方法を身に付ける。 | |
| 今年度の授業内容 | 文章読解のスキルをいくら身に付けたとしても、きちんと小説を読むことはできません。文章を読むとはどういうことか、小説を読むとはどういうことか、一作品一作品の文章を丁寧に読み込んでゆくことによって、そのことをじっくりと考えてもらいます。疑問を見出し、自ら解決するという毎時間の作業を通して、時に時代背景に言及し、西洋哲学を援用し、心理学を視野に入れながら、宗教性を意識する――、小説を読む基本と同時に、そういった応用も身に付けてもらいます。 | |
| 準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 授業にて取り上げる作品を読み、感想や意見、疑問点など、作品を論じるための「論点」を整理し、メモする。 授業にての担当者、並びに他の出席者との意見の相違をまとめ、メモする。 双方、1時間ほどを目安として、丁寧に行ってください。 |
1回平均約190分 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | 授業にて考察対象として取り上げた作品に留まらず、同作家の他作品、同時代の他作家の作品、同名作品の他メディアでの展開などまでを視野に入れて考えてみてください。 | |
| 授業の特徴(アクティブラーニング) | リアクションペーパー/プレゼンテーション | |
| 第1回 | ガイダンス―私という存在 | |
| 第2回 | 作家の人生―中島敦年譜を読む | |
| 第3回 | 「かめれおん日記」 | |
| 第4回 | 「虎狩」 | |
| 第5回 | 「悟浄歎異」 | |
| 第6回 | 「悟浄出世」 | |
| 第7回 | 「狐憑」 | |
| 第8回 | 「木乃伊」 | |
| 第9回 | 「文字禍」 | |
| 第10回 | 「山月記」 | |
| 第11回 | 「牛人」 | |
| 第12回 | 「幸福」 | |
| 第13回 | 「名人伝」 | |
| 第14回 | 中島敦という物語 | |
| 授業の運営方法 | 担当者による講義形式と同時に、人数によって可能であれば出席者の積極的な発言という、双方向の形を取りたいと思います。 | |
| 課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 毎授業後に課題としてのコメントの提出を求めます。その中からいくつかをピックアップし、担当者の見解を交えて公開いたします。 また、最終的に課す小論文課題を公開することで、他の受講者との力関係を自ら把握してもらいます。 |
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| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
| 小論文・レポート | 80% | 授業内容の理解を前提とし、そこに独自の見解を論理的に反映させ得たものでAと評価します。 |
| 授業参加 | 20% | 時間内で何を考えたのかを記し提出、どれだけ積極的に「考えたのか」を評価の対象とします。 |
| テキスト | 『中島敦 (ちくま日本文学 12)』(ちくま文庫)950円、ISBN-13:978-4480425126。その他、担当者作成のデータを共有します。 |
| その他、履修生への注意事項 | 課題に関する評価基準 授業内容の理解を垣間見ることのできるものでC以上、授業内容をしっかりと反映させた上での作品分析でB以上、授業内容の理解を前提とし、そこに独自の見解を論理的に反映させ得たものでAと評価します。 授業参加に関する評価基準 毎時間、授業内容をまとめ、そこから何を考え、何について疑問を持ったかといった内容を記し提出、時間内でどれだけ積極的に「考えたのか」を評価の対象とします。 話を聞き理解する、それだけでは学問する者のあるべき姿とは言えません。考えてください。話題となったテーマを対岸のこととして捉えるのではなく、自らのこととして積極的に考えてみてください。 |
| 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 |