| 科目名 | 人文学研究入門F | |
| 担当者 | 石田 信一 | |
| 開講期 | 2025年度秋学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 2年 | |
| 単位数 | 2単位 | |
| 授業の方法 | 講義 | |
| 授業形態 | 対面(全回対面) | |
| オンライン実施回 | — | |
| 全回対面 | ||
| 授業題目 | ヨーロッパの歴史・文化・社会 | |
| 授業の到達目標 | ヨーロッパの歴史と文化に関するさまざまな問題について多角的な視野から理解を深め、ヨーロッパ研究の基礎となる人文・社会科学の諸概念や用語を正しく説明できるようになる。 | |
| 今年度の授業内容 | ヨーロッパの歴史・文化・社会に関する基本文献・史料(原典)の紹介および講読を行う。とくにヨーロッパ南東部(バルカン諸国)の具体的事例を取り上げながら、さまざまな学問分野の研究手法・研究テーマについて考察する。あわせて、史料(原典)の読解やインターネット上の情報源の活用、さらにプレゼンテーションの事例など、具体的かつ実際的な作業についても紹介していく。 | |
| 準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 各回の授業で扱うテーマについて、あらかじめ示す参考文献から予習し、ノートにまとめておく。授業後は、授業内容の復習とともに、提示された課題に取り組み、理解を深めること。 | 1回平均約190分 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | テキスト・参考文献や授業時に配付するプリントなどで講義内容について予習・復習すること。 | |
| 授業の特徴(アクティブラーニング) | リアクションペーパー/ミニテスト/レポート/討議(ディスカッション・ディベート)/グループワーク | |
| 第1回 | 導入 | |
| 第2回 | ヨーロッパ研究の手法(1) ヨーロッパとは何か | |
| 第3回 | ヨーロッパ研究の手法(2) ヨーロッパの多様性と一体性 | |
| 第4回 | ヨーロッパの歴史と地理(1) 神話・伝説と史実 | |
| 第5回 | ヨーロッパの歴史と地理(2) ネイションとナショナリズム | |
| 第6回 | ヨーロッパの歴史と地理(3) バルカンの民族紛争 | |
| 第7回 | ヨーロッパの歴史と地理(4) 旅の文化史 | |
| 第8回 | ヨーロッパの暮らしと社会(1) 家族とコミュニティ | |
| 第9回 | ヨーロッパの暮らしと社会(2) マイノリティとディアスポラ | |
| 第10回 | ヨーロッパの暮らしと社会(3) フォークロアと食文化 | |
| 第11回 | ヨーロッパの言語と文化(1) 言語と文字 | |
| 第12回 | ヨーロッパの言語と文化(2) 文学・美術・映画 | |
| 第13回 | ヨーロッパの言語と文化(3) ポップカルチャーとスポーツ | |
| 第14回 | ヨーロッパと日本/まとめ | |
| 授業の運営方法 | テキストを参照しつつ、その講読および解説の形で授業を進める。必要に応じて映画・ドキュメンタリー等の映像資料を活用し、理解の助けとする。 | |
| 課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | レポート回収後、全体的なコメントに加え、すぐれたレポートの紹介やよくあるミスについての解説を行う。 | |
| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
| 定期試験 | 0% | なし。 |
| 小論文・レポート | 80% | 主要トピックに関する中間(30%)・期末(50%)の課題レポート。 |
| 授業参加 | 20% | 授業参加の程度を総合的に評価する。 |
| その他 | 0% | なし。 |
| 評価内容(評価方法、評価基準4) | なし。 |
| テキスト | 柴宜弘編『バルカンを知るための66章(第2版)』明石書店、2016年 |
| 参考文献 | 柴宜弘『図説バルカンの歴史(増補四訂新装版)』河出書房新社、2019年 柴宜弘編『バルカン史(世界各国史)』山川出版社、1998年 このほか、授業時に紹介していく。 |
| その他、履修生への注意事項 | テキストは必ず購入し、授業の際には手元で閲覧できるようにしておくこと。 ポータル(Atomi Information Portal)に加えて、Microsoft Teamsを用いたオンデマンドによる資料・課題提示を行うことがある。 なお、レポートは客観性・論理性を重視し、文章としてまとまっていること(箇条書きは不可)、典拠が示されていることを要件とする。 |
| 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 |