[戻る]
科目名英米文学概論
担当者香山 はるの
開講期2025年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目本と映像で学ぶ英米文学の名作


授業の到達目標19世紀から21世紀にかけて書かれた英米文学の名作について理解を深め、各作品における重要なテーマや時代背景、作品に関する様々な解釈や評価について、簡潔に説明できるようになる。
今年度の授業内容19世紀から21世紀にかけて書かれた以下の文学作品を、主要な登場人物や重要な場面に焦点を当てて鑑賞する。適宜映像を視聴する。
『高慢と偏見』、『ジェーン・エア』、『嵐が丘』、『オリバー・ツイスト』、『日の名残り』、『トム・ソーヤの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』、『若草物語』、『風と共に去りぬ』。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について各回の授業で扱う作家、作品について調べておく。授業後は講義内容をまとめ、時代背景についてさらに調べたり、関心をもったテーマについて考察して、理解を深めること。 1回平均約190分
自習に関する一般的な指示事項授業で取り上げる作家についてあらかじめ調べ、実際に作品を読んでみる。さらに、その作家や作品が文学史上どのように評価されてきたかについても調べる。
授業の特徴(アクティブラーニング)リアクションペーパー/レポート
第1回イントロダクション 『高慢と偏見』(1)主な登場人物、作品前半の重要な場面





第2回『高慢と偏見』(2)作品後半の重要な場面、階級や女性と結婚等のテーマについて
第3回『ジェーン・エア』(1) 登場人物、作品前半の重要な場面、時代背景について
第4回『ジェーン・エア』(2)作品後半の重要な場面、ヒロインの自立、恋愛・結婚等のテーマについて
第5回『嵐が丘』時代背景、語りの問題、有名な場面やテーマについて


第6回『オリバー・ツイスト』(1)登場人物、時代背景、前半の重要な場面について
第7回『オリバー・ツイスト』(2)後半の重要な場面、「善」と「悪」の描かれ方について
第8回『日の名残り』 登場人物、時代背景、作品の語り、重要な場面やテーマについて
第9回『トム・ソーヤの冒険』登場人物、時代背景、重要な場面やテーマについて



第10回『ハックルベリー・フィンの冒険』 登場人物、時代背景(奴隷制度など)、重要な場面やテーマについて
第11回『若草物語』登場人物、時代背景、女性の描かれ方について




第12回『風と共に去りぬ』(1) 登場人物、時代背景(南北戦争など)、前半の重要な場面について
第13回『風と共に去りぬ』(2) 後半の重要な場面、スカーレット・オハラというヒロインについて
第14回補足とまとめ
授業の運営方法各作品における重要なテーマやその作品が生まれた時代背景などを解説した後、有名な場面を取り上げて読み、映像で鑑賞をする。



課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法受講生がリアクション・ペーパーに書いた内容等を翌週の授業で紹介し、補足・講評する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 80% 作品の分析に関するレポート
授業参加 20% 授業後に提出するリアクション・ペーパー
その他 0% 実施しない
評価内容(評価方法、評価基準4) 実施しない
テキスト プリントを使用する。

参考文献
『はじめて学ぶイギリス文学史』(神山妙子編著 ミネルヴァ書房 1989年) ISBN 9784623018734  3,080円(税込)
『はじめて学ぶアメリカ文学史』(板橋好枝編著 ミネルヴァ書房 1991年) ISBN 9784623021055  3,080円(税込)
その他、履修生への注意事項 レポートの提出期限は厳守すること
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】