| 科目名 | 西洋美術史（鑑賞を含む）B | |
| 担当者 | 栗田 秀法 | |
| 開講期 | 2025年度秋学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 1年 | |
| 単位数 | 2単位 | |
| 授業の方法 | 講義 | |
| 授業形態 | 対面（全回対面） | |
| オンライン実施回 | — | |
| 全回対面 | ||
| 授業題目 | 西洋近代美術史概説 | |
| 授業の到達目標 | 履修者は、作品の造形的な特質、作品の時代背景、作者の制作の意図や作品が発するメッセージ、作品の美術史上の位置づけ等、作品の多面的な検討を通じて、総合的な鑑賞力と西洋近代文化についての理解を高め、自らの言葉で19-20世紀の西洋近代美術について説明できるようになることが目指される。 | |
| 今年度の授業内容 | 西洋の近代美術史(19世紀以降)の入門と基本的理解を促すための概説です。画像、映像などの視聴覚資料を用いて詳細、かつ具体的な説明を行い、受講者が容易に問題点の把握に至れるよう配慮します。 ※学外授業として実地に足を運び、実物に触れ自らの目で鑑賞する機会(日曜日)を設けます。ただし、蔓延防止等の緊急措置が講じられた場合は、実施されないこともあります。 |
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| 準備学修（予習・復習等）の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 予習：各回のシラバスで紹介した事項のリンクに目を通すとともに、専門用語について出来るだけ調べておいてください。 復習：授業資料を復習し、理解を深め、知識の定着を図ってください。授業で紹介した画家や美術潮流はもとより、取り上げられなかった作品についても、それぞれの関心に応じて深め、その詳細を各自の方法に従って調査してください。 合計60時間 |
1回平均約190分 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | ・授業で取り上げるトピックの用語については、書籍や「ジャパン・ナレッジ」「コトバンク」等であらかじめ確認しておくようにしてください。 ・授業で取り上げた画家や作品については、美術全集やインターネットで深めるようにしてください。 |
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| 授業の特徴（アクティブラーニング） | ミニテスト／グループワーク | |
| 第1回 | イントロダクション：「美術」とは、絵の文法 |
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| 第2回 | 新古典主義、ロマン主義：ダヴィッド、ドラクロワ | |
| 第3回 | 近代の風景画：ターナー、コロー | |
| 第4回 | 写実主義、ポスト写実主義：クールベ、マネ | |
| 第5回 | 印象主義：モネ、ルノワール | |
| 第6回 | 新印象主義、ポスト印象主義：スーラ、セザンヌ | |
| 第7回 | ポスト印象主義：ゴーギャン、ゴッホ | |
| 第8回 | ラファエル前派、象徴主義：ロセッティ、モロー | |
| 第9回 | 世紀末芸術：ロートレック、クリムト | |
| 第10回 | 近代の彫刻、工芸：ロダン、ガレ | |
| 第11回 | 表現主義：ムンク、マティス | |
| 第12回 | 立体派、素朴派：ピカソ、ルソー | |
| 第13回 | 抽象絵画：カンディンスキー、モンドリアン | |
| 第14回 | 超現実主義：シャガール、マグリット | |
| 授業の運営方法 | 授業スケジュールにしたがって、パワー・ポイント上での画像、映像等の提示によって説明、確認する。パワーポイントは復習用として授業資料にアップする。メインとなる作品に関しては、比較を通じその特質をつかむ導入部を毎回冒頭に設ける。質問はポータルのQ&Aで受け付ける。 | |
| 課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | ポータルで総評を行う。 | |
| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
| 授業参加 | 40% | ミニ確認テストに伺われる積極的な授業態度によって評価する。 |
| 定期試験 | 60% | 授業の達成目標の達成度により評価する。 テキスト |
| テキスト | とくに使用しない。 |
| 参考文献 | 通史 『増補新装カラー版西洋美術史』(美術出版社) 『増補新装カラー版20世紀の美術』(美術出版社) 『西洋美術史（美術出版ライブラリー）』（美術出版社） 高階秀爾『近代絵画史（上）（下）』（中公新書） ゴンブリッチ『美術の物語』（河出書房新社） 『近代美術の100年』（愛知県美術館） 『西洋美術館』（小学館） 読み物 岡本太郎『今日の芸術』（光文社文庫） 宮下規久朗『美術の誘惑 : 「オールカラー版」』（光文社新書） 三浦篤『近代から現代へと続く問いかけ（西洋絵画の歴史３）』（小学館101ビジュアル新書） 三浦篤『名画に隠された「二重の謎」 : 印象派が「事件」だった時代』（小学館101ビジュアル新書） 佐藤直樹『東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」』世界文化社 木村泰司『名画の言い分』（ちくま文庫） 伊藤亜紗『感性で読む西洋美術』NHK出版 中野京子『印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ』 (NHK出版新書) 『マンガで教養 はじめての西洋絵画 (マンガで教養シリーズ) 』朝日新聞出版 原田マハ『楽園のカンヴァス』（新潮文庫） |
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| その他、履修生への注意事項 | 国内にある名作をできるだけ取り上げるので、機会を見つけて実作品に触れる機会を増やしてください。 おすすめ美術館：国立西洋美術館、アーティゾン美術館、東京国立近代美術館、ポーラ美術館、東京富士美術館など。 |
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