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科目名西洋史概説B(近代)
担当者早川 理穂
開講期2025年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目西洋史(近代から現代まで)
授業の到達目標歴史学の基礎や近代以降現代(フランス革命から東西冷戦)までの西洋史に関する基礎的知識を身につけ、正確に説明できるようになる。一つの事象を多面的に見る姿勢を養う。現在起こっている出来事と歴史の因果関係を理解できるようになる。
今年度の授業内容フランス革命以降東西冷戦までの西洋史の基本的な知識を、近代化とは何か、という視点を中心に他地域との関係も見ながら理解できるようにする。また、学説上の論点も取り上げ、歴史学とは何かという問題意識を養う。様々な歴史的事象と現在起きている出来事の因果関係を意識し、理解できるようにする。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について授業で扱う時期について高校世界史の教科書や歴史の概説書で流れを理解しておく(予習、2時間)。受講後、配布プリントやノートを参照しながら内容を整理するとともに、紹介された関連文献を読む(復習、2時間)。 1回平均約190分
自習に関する一般的な指示事項配布されたプリント、紹介された文献を読む。授業で分からなかった点があれば参考文献などで調べてみる。
授業の特徴(アクティブラーニング)リアクションペーパー/レポート
第1回イントロダクション授業の進め方、文献紹介
第2回フランス革命(1)開始~1792年8月10日まで
第3回フランス革命(2)1792年8月10日以降の展開
第4回ナポレオンとヨーロッパ
第5回産業革命
第6回ウィーン体制と七月革命
第7回二月革命
第8回自由主義と国民主義-フランス
第9回自由主義と国民主義-ドイツ、イタリア
第10回帝国主義
第11回第一次世界大戦
第12回戦間期の世界
第13回第二次世界大戦
第14回東西冷戦
授業の運営方法図など視覚資料も用いながら、講義形式で授業を行う。質問、リアクションペーパーによって双方向の授業形式も導入する。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業内でリアクションペーパーに対する講評、ポータルでレポートについて全体の講評を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 60% 授業目標達成が一定程度の場合はC,十分な場合はB,優れている場合はA,特に優れている場合はSの評価とする。
授業参加 30% 課題(リアクションペーパー含む)への取り組み。
その他 10% 授業への積極的取り組み。
テキスト 使用しない。随時プリントを配布する。
参考文献 『世界の歴史』編集委員会編『新 もう一度読む山川世界史』山川出版社、2017年、金澤周作監修『論点・西洋史学』ミネルヴァ書房、2020年、中井義明他 『教養のための西洋史入門』ミネルヴァ書房、2016年、ジャック・ル・ゴフ(前田耕作監訳、川崎万里訳)『子どもたちに語るヨーロッパ史』ちくま学芸文庫、2009年。
その他、履修生への注意事項 高校の世界史教科書程度の知識があることを前提として授業を進めるので、事前に目を通しておくこと。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】