| 科目名 | 西洋史概説A | |
| 担当者 | 早川 理穂 | |
| 開講期 | 2025年度春学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 1年 | |
| 単位数 | 2単位 | |
| 授業の方法 | 講義 | |
| 授業形態 | 対面(全回対面) | |
| オンライン実施回 | — | |
| 全回対面 | ||
| 授業題目 | 西洋史(古代から近代まで) | |
| 授業の到達目標 | 歴史学の基礎および古代から近代(古代ギリシアからフランス革命)までの西洋史の基礎的知識を身につけ、正確に説明できるようになる。西洋世界の成り立ちを知ることで、西洋の文化や社会についての理解を深められるようになる。 | |
| 今年度の授業内容 | 古代ギリシアからフランス革命に至るまでの西洋史の基本的な知識を身につけ、西洋の歴史のおおまかな流れを理解できるようにする。また、歴史学の方法論について学び、歴史学とは何か、という問題意識を養う。様々な歴史的事象の因果関係を意識し、現在の出来事も歴史の因果関係の上に起こっているということを理解できるようにする。 | |
| 準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | この授業では高校世界史の基礎知識があることが前提となるので、各自高校世界史の教科書をよく読んでおくこと(予習、2時間)。授業で紹介する文献を参照し、習った内容をまとめる(復習、2時間)。 | 1回平均約190分 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | 配布されたプリント、紹介された文献を読む。授業で分からなかった点があれば参考文献などで調べてみる。 | |
| 授業の特徴(アクティブラーニング) | リアクションペーパー/レポート | |
| 第1回 | イントロダクション 歴史学とは何か |
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| 第2回 | 古代ギリシアの民主政と古典文化 |
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| 第3回 | 古代ローマ帝国の繁栄 | |
| 第4回 | 古代ローマの衰退 |
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| 第5回 | 古代から中世へ 西ヨーロッパ世界の成立 |
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| 第6回 | 中世ヨーロッパとキリスト教 | |
| 第7回 | 中世都市の成立 |
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| 第8回 | ルネサンス |
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| 第9回 | 宗教改革 | |
| 第10回 | 近世ヨーロッパの形成 主権国家体制の成立 | |
| 第11回 | 近世国家の統治-イギリス | |
| 第12回 | 近世国家の統治―フランス | |
| 第13回 | 市民革命の時代-イギリスの革命、アメリカの革命 | |
| 第14回 | 市民革命の時代-フランスの革命 |
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| 授業の運営方法 | 図など視覚資料も用いながら、講義形式で授業を行う。質問、リアクションペーパーによって双方向の授業形式も導入する。 | |
| 課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業内でリアクションペーパーに対する講評、ポータルでレポートについて全体の講評を行う。 | |
| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
| 小論文・レポート | 60% | 授業目標達成が一定程度の場合はC,十分な場合はB,優れている場合はA,特に優れている場合はSの評価とする。 |
| 授業参加 | 30% | 課題(リアクションペーパー含む)への取り組み。 |
| その他 | 10% | 授業への積極的取り組み。 |
| テキスト | 使用しない。随時プリントを配布する。 |
| 参考文献 | 『世界の歴史』編集委員会編『新 もう一度読む山川世界史』山川出版社、2017年、金澤周作監修『論点・西洋史学』ミネルヴァ書房、2020年、中井義明他 『教養のための西洋史入門』ミネルヴァ書房、2016年、ジャック・ル・ゴフ(前田耕作監訳、川崎万里訳)『子どもたちに語るヨーロッパ史』ちくま学芸文庫、2009年。 |
| その他、履修生への注意事項 | 高校の世界史教科書程度の知識があることを前提として授業を進めるので、事前に目を通しておくこと。 |
| 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 |