科目名 | 地理学概説 | |
担当者 | 大髙 皇 | |
開講期 | 2025年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業形態 | 対面(全回対面) | |
オンライン実施回 | — | |
全回対面 | ||
授業題目 | 地理学の各分野の概観と「社会的事象の地理的な見方・考え方」の習得 | |
授業の到達目標 | 人間生活と自然環境の相互関係について地理学的視点に立って分析・判断・洞察することができるとともに、「社会的事象の地理的な見方・考え方」を身につけることができる。また、社会科・地理歴史科の教育内容に関する専門的知識(特に地理学に関する知識)を身につけることができる。 | |
今年度の授業内容 | 人間生活と自然環境・社会環境の相互関係について多角的に捉えようとする地理学の視点を身につけるために、地理学の各分野を概観した上で、「地域」という概念を基に、地域の自然、産業、交通、私たちが毎日生活している地域との関わり合いなど、様々な地域における地理的事象の検討を行いながら、「社会的事象の地理的な見方・考え方」を習得していく。 | |
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 地図・ポスターの作成や調査などの小課題を課します。授業時間外の調査に当たっては、安全に十分配慮して行ってください。 | 1回平均約190分 |
自習に関する一般的な指示事項 | 小課題が期限内に提出できるよう、時間的余裕をもって取り組んでください。本講義で配布するワークシート等は全て専用の二穴ファイル(コクヨ フラットファイルV フ-V10Bを推奨)に綴じ、自習に活用して下さい。 | |
授業の特徴(アクティブラーニング) | レポート/フィールドワーク/その他 | |
第1回 | オリエンテーション 地理学の構造 | |
第2回 | 緯度・経度と世界地図 | |
第3回 | 時差 | |
第4回 | 地図の分類と地図の歴史 | |
第5回 | 統計と統計地図 | |
第6回 | デジタルマップとGIS | |
第7回 | ハザードマップと防災 | |
第8回 | メンタルマップと子どもの発達 | |
第9回 | 世界の地形 | |
第10回 | 世界の気候・植生 | |
第11回 | 世界の農業・産業 | |
第12回 | 世界と日本の交通 |
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第13回 | 日本の人口と文化 | |
第14回 | 日本の産業 | |
授業の運営方法 | この授業ではワークシートを配布し、それに記入する形で進めます。本講義で配布するワークシート等は全て専用の二穴ファイル(コクヨ フラットファイルV フ-V10Bを推奨)に綴じてください。ファイルは適宜回収して授業参加の評価に用います。配布したワークシート等は原則として再配布しませんので、欠席等の場合は、他の受講者に予め依頼して確保してもらうか、授業後にコピーしてもらいファイルに綴じてください。また指定の地図帳と色鉛筆(12色程度)を持参してください。 この授業では大学周辺でのフィールドワークを実施します。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 作成した地図・ポスターについてはコメントし、試験については終了時に解説を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 60% | 計算問題(4点×5問=20点)、空欄補充問題(2点×40問=80点) |
小論文・レポート | 20% | 適宜、小課題レポートを設定し、評価を行う。 |
授業参加 | 20% | ポスターセッション、回収したファイル、私語・姿勢・発言で評価を行う。 |
テキスト | 帝国書院編集部(編)『新詳高等地図』(帝国書院、2024年) 定価:1,760円(本体価格1,600円+税) ISBN:978-4-8071-6739-5 |
参考文献 | 文部科学省『中学校学習指導要領』、文部科学省『中学校学習指導要領解説 社会編』、文部科学省『高等学校学習指導要領』、文部科学省『高等学校学習指導要領解説 地理歴史編』 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 |