| 科目名 | 色彩象徴論 | |
| 担当者 | 吉澤 京子 | |
| 開講期 | 2026年度秋学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 3年 | |
| 単位数 | 2単位 | |
| 授業の方法 | 講義 | |
| 授業形態 | 対面(一部オンライン) | |
| オンライン60単位制限対象科目 | ― | |
| 第7回/第13回 | ||
| 授業の到達目標 | 色彩学の基本事項を理解し、概要を説明することができる。 西洋における色彩の意味を理解し、具体的事例について説明することができる。 西洋の色彩についての知識をもとに、日本や中国などの伝統的な色彩との比較を行い、類似点や相違点を指摘することができる。 現代における色彩の使用について、冠婚葬祭や式典、政治や外交等の場面で留意すべきことを理解し、説明することができる。 |
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| 今年度の授業内容 | ひとつの色でも時代、宗教、民族、社会習慣、政治的文脈のちがいによって異なる意味をもつことがあり、TPOによっては特定の色の使用や、複数の色の組み合わせがネガティヴな意味をもち、タブーにさえなる場合がある。また、文学や芸術の世界では、色彩が再現的にではなく、象徴的に扱われるケースが多々みられる。 この授業では、西洋文化圏における色彩の意味を理解することを主眼とし、あわせて日本、中国など東アジア文化圏における色彩体系との比較も行って、幅広い教養をやしなうことを目的とする。 |
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| 準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | (予習)授業資料については、授業中に配布する。数回分をまとめて配布することもあるので、あらかじめ目を通しておくこと。 (復習)講義終了後には、授業資料やノートを見直し、その回の概要をまとめ、理解を深めるよう努めてほしい。 |
1回平均約190分 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | 講義の中で、対象となる芸術作品や視覚伝達の事例がうまれた時代背景や場所(国、都市、地域)について述べることがしばしばありますが、歴史や地理についての初歩的な説明をおこなうゆとりは授業時間内にはありませんので、わからない事項があった場合は自習で調べることにより、授業内容を正確に把握する努力をしてください。 | |
| 授業の特徴(アクティブラーニング) | リアクションペーパー/体験学習・調査学習 | |
| 第1回 | 導入。講義でとりあげる範囲の説明、成績評価の方法等についても説明する。 | |
| 第2回 | 色彩学の基本 | |
| 第3回 | 西洋における色彩の意味(1)中世における色彩と意味、使われかた | |
| 第4回 | 西洋における色彩の意味(2)後期中世以降に見られる青の流行について。宝石や植物のシンボリズム。 | |
| 第5回 | 西洋における色彩の意味(3)宗教画に見る色彩(聖母、諸聖人の衣の色等) | |
| 第6回 | 西洋における色彩の意味(4)教会暦や典礼に対応する色彩と意味 | |
| 第7回 | (オンライン回)西洋における色彩の意味(5)伝承文学や童話にみる色名と意味 オンライン回の出欠確認は、授業中に指示する課題の提出によって行う。 |
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| 第8回 | 西洋における色彩の意味(6)社会階層や習慣と色彩①16~18世紀 | |
| 第9回 | 西洋における色彩の意味(7)社会階層や習慣と色彩②19世紀~20世紀 | |
| 第10回 | 西洋における色彩と東アジア文化圏における色彩の比較(1)日本 | |
| 第11回 | 西洋における色彩とアジア文化圏における色彩の比較(2)中国ほかアジア諸国 | |
| 第12回 | 現代社会における色彩使用について(1)冠婚葬祭、式典、祭り等 | |
| 第13回 | (オンライン回)現代社会における色彩使用について(2)政治、外交 オンライン回の出欠確認は、授業中に指示する課題の提出によって行う。 |
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| 第14回 | 全体のまとめ 学期を通して学修した内容をふりかえり、今後の社会生活でどのように学びを生かしていきたいかについて考える。 | |
| 授業の運営方法 | 講義形式で行う。スライドやDVDで具体的な事例を示しながら解説する。 オンライン授業回では、Teamsを利用し、スライドを用いたライブ授業を行う。 一方的な講義ではなく、出席者に口頭で感想や意見を求め、双方向の授業を行う予定である。 |
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| 課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業中に行う課題については、必要に応じて優れたケースを紹介し、また誤解理解不足が見られる典型的なケースに対しては、正しい理解をうながすべく詳しい説明を適宜行う。 |
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| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
| 定期試験 | 60% | 定期試験 |
| 授業参加 | 40% | 課題の提出率と内容を評価対象とする |
| テキスト | 特に定めない。授業内でプリントを配布する。大部なものについては、PDFをクラスプロファイルの「授業資料」に掲示する。 |
| 参考文献 | 城一夫『徹底図解 色のしくみ』、新星出版社、2024年、1600円+税、ISBN 978-4-405-10678-9 城一夫『時代別 日本の配色事典』、パイ インターナショナル、2020年、3500円+税、ISBN 978-4-7562-4903-6 郭浩・李健明著『中国の伝統色』、黒田幸宏訳、翔泳社、2023年、3500円+税、ISBN 978-4-7981-7398-6 フランソワ・ドラマール『色彩ー色材の文化史(知の再発見双書132)』ヘレンハルメ美穂訳、創元社、2007年、1600円+税、ISBN 978-4-422-21192-3 カシア・セントクレア『色の秘めたる歴史 75色の物語』木村高子訳、パイ インターナショナル、2023年、2300円+税 ISBN 978-4-7562-5695-9 パストゥロー『青の歴史』、筑摩書房、2005年、4300円+税、ISBN 4-480-85781-8 徳井淑子『黒の服飾史』、河出書房新社、2019年、3200円+税、ISBN 978-4-309-2278-9 徳井淑子『色で読む中世ヨーロッパ』、講談社、2006年、1700円+税、ISBN 4-06-258364-X 徳井淑子『中世ヨーロッパの色彩世界』、講談社、学術文庫2784,2025年 坂井妙子『ウエディングドレスはなぜ白いのか』、勁草書房、 年、2800円+税、ISBN 978-4-326-65196-2 熊澤慧子『世界服飾史のすべてがわかる本』、ナツメ社、2012年、2000円+税、ISBN 978-4-8163-5195-2 |
| その他、履修生への注意事項 | 対面授業での出欠確認は、出席者にリアクションペーパーまたは出席票を配布・回収して行う。 オンライン回の出欠確認は、授業中に指示する課題の提出によって行う。 Teamsへの入り方等については、初回授業で説明するとともに、履修登録者にチームコードをポータル経由で連絡する。 |
| 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】 |