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科目名臨床心理学演習IIB
担当者小栗 貴弘
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次4年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目学校コミュニティへの支援
授業の達成目標①学校臨床心理学,特別支援教育,コミュニティ心理学等に関連して,各自が独自のテーマを設定し,研究し,卒業論文として総括できるようになる。
②分析結果を読み取り,考察することができるようになる。
③研究の成果を,卒業論文の体裁に則って,執筆できるようになる。
④研究の成果を,口頭発表できるようになる。
今年度の授業内容前期の臨床心理学演習IIAでの学びを踏まえて,最終的に卒業論文の執筆まで完成させます。
まずは,前期にまとめた分析結果を考察します。
その後は実際の執筆作業に入っていきます。
最終的に,卒論発表会で使用するレジュメやパワーポイントの作成と,それを用いたリハーサルまで行います。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について授業場⾯は,各⾃が1週間で分析したり,まとめたりした成果の発表の場だと考えてください。
授業の最後に,来週までの宿題を⾃⾝で出します。
そして,事前・事後の学習として,その宿題を次週までに確実に仕上げることが求められます。
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項⼤学時代の学びの「集⼤成」です。さまざまなことに関⼼をもって,⽂献を読んでみてください。
また,報道等で取り上げられる⼼理社会的な問題にも関⼼をもち,各⾃で調べ学習などで深めてください。
 第1回オリエンテーション
 第2回分析結果をふまえての考察①
 第3回分析結果をふまえての考察②
 第4回参考・引用文献のまとめ
 第5回論文の執筆:問題と目的①
 第6回論文の執筆:問題と目的②
 第7回論文の執筆:方法
 第8回論文の執筆:結果
 第9回論文の執筆:考察①
 第10回論文の執筆:考察②
 第11回卒論発表会の練習①
 第12回卒論発表会の練習②
 第13回卒論発表会(ゼミ内)
授業の運営方法教員の講義以外に,学生の発表,ディスカッション,グループ・ワークなどの形式で進めます。
そのため,授業に対して積極的な参加が求められます。

遠隔授業の実施に関しては,双方向のリアルタイム授業となります。具体的内容は,「その他,履修生への注意事項」を参照してください。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法課題の進捗や発表について,授業時に教員が講評します。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない。
小論文・レポート 0% 実施しない。
授業参加 50% 積極的な授業参加
その他 50% 発表
テキスト 特に指定しない。
参考文献 ・小宮 あすか (著), 布井 雅人 (著),Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける,講談社,2018年,3080円,ISBN:978-4061548121
・田代 菊雄【編著】,学生・院生のための研究ハンドブック,大学教育出版,2004年,1620円,ISBN:4-88730-437-4
・小塩 真司【著】,SPSSとAmosによる心理・調査データ解析—因子分析・共分散構造分析まで (第3版),東京図書,2018年,3024円,ISBN:9784489022913
・戈木 クレイグヒル滋子,グラウンデッド・セオリー・アプローチ実践ワークブック,日本看護協会出版会,2010年,2592円,ISBN:978-4818015548
その他、履修生への注意事項 【出席回数のカウント方法】
基本的に対面授業,遠隔授業ともに,授業回ごとに点呼で出席をとります。

【授業の実施方法】
遠隔授業については,Microsoft Teamsやポータル等を使用しリアルタイムで行います(初回授業の前に履修生宛てにTeamsのコードを伝えるので,遠隔授業の日はTeamsにアクセスしコード入力をしてチームに参加してください)。
対面授業であっても課題の提出でMicrosoft Teamsやポータル等を使用します。事前にスマホへTeamsアプリをインストールしておいてください。
授業中にパソコンを使って作業をしますので,ノートパソコンを持参してください。

【校外見学・授業】
授業時間外で,不登校児の支援の場(フリースクールや通信制サポート校など),発達障害児の支援の場(学習支援など),児童福祉施設などに行くことを予定しています。

【外部講師による講義】
学校臨床や児童福祉の現場で働く専門家をお呼びして講義をしていただくことを予定しています。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【心理学部 臨床心理学科】
実務経験の概要 臨床心理士,公認心理師
実務経験と授業科目との関連性 スクールカウンセラーとしての経験を活かした演習を行います。