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科目名臨床心理学演習IIB
担当者酒井 佳永
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次4年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目医療における心理臨床とこころの健康
授業の達成目標自分自身で研究を実施し、その成果をまとめて発表することができる。
臨床心理学を生活のなかで生かすことができる。
今年度の授業内容12月の卒業論文提出に向けて、データの解析、論文の執筆に関する講義、研究の進捗状況の報告を行う。卒業論文完成後は、卒業論文ポスター発表会に向けて、ポスターの作成やゼミ内での発表を行う。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前に次回の発表者のレジュメを読み、質問を準備しておくこと。発表者は教員からの講評と参加者からの意見や質問を振り返り、自分の発表内容についてさらに深く学ぶこと。
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項卒業論文は授業時間だけでは決して完成させることはできません。授業時間外においても、文献の検索、データの解析、論文の執筆等に多くの時間を割くことが必要とされます。
また論文を完成させるまでに、複数回、作成途中の原稿を指導教員に送り、添削を受ける必要があります。
 第1回秋学期オリエンテーション
 第2回データ解析(1)記述統計と推測統計
 第3回データ解析(2)質的データの分析
 第4回解析結果のまとめ方
 第5回論文の執筆:問題と目的、方法
 第6回論文の執筆:結果
 第7回論文の執筆:考察
 第8回研究成果の報告(グループ1)
 第9回研究成果の報告(グループ2)
 第10回論文を推敲する
 第11回卒業論文発表会についての説明(ポスター発表会)
 第12回卒業論文の発表ポスターを作成する。
 第13回卒業論文発表会(グループ1)
 第14回卒業論文発表会(グループ2)
 第15回卒業論文発表会(グループ3)
授業の運営方法卒業研究の方法に関する講義、自身の研究進捗に関する発表およびゼミ生同士のディスカッション、教員による各学生への指導を中心にすすめる。
さらに合間には様々なワークを行い、心理臨床学的支援の方法を体験的に学ぶと共に、自らの心の健康を維持できるようにする。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法各回の発表内容に対して、教員が講評を行う。レポート回収後は、全体的に対して講評を行うほか、個別にコメントを付す。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 定期試験は行わない。
小論文・レポート 50% 授業内で作成する卒業論文の発表ポスターをレポートとして評価する。
授業参加 50% 中間報告、ゼミ内の発表での質疑応答、課題への取り組みなどを総合的に判断する。
テキスト 特に指定しない。
参考文献 よくわかる卒論の書き方[第2版]、白井利明、高橋一郎著、ミネルヴァ書房、 ISBN:9784623065721
その他、履修生への注意事項 調査の実施、データの分析、論文の執筆などに必要な指導を授業内で行います。授業に遅刻、欠席すると、卒業研究の実施と論文の執筆に支障をきたすことがあります。体調不良などのやむを得ない事情がある場合を除き、遅刻・欠席はできるだけしないようにしましょう。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【心理学部 臨床心理学科】