| 科目名 | 臨床心理学演習IA | |
| 担当者 | 宮崎 圭子 | |
| 開講期 | 2023年度春学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 3年 | |
| 単位数 | 1単位 | |
| 授業の方法 | 演習 | |
| 授業題目 | ポジティブ心理学とウェルビーングを学ぶ | |
| 授業の達成目標 | ポジティブ心理学は、1998年にアメリカで起きた。従来の心理学は、人間の障害や弱さに焦点を当てられてきたことへの反省からである。人間の優れた機能について、人が持っている良いものを育み発達させるために、もっと力を注がれるべきであるという視点となる。 私達がもっている「良きもの」に対する理解を深め、そのプロセスの中で自身が持っている「良きもの」を探求してもらいたい。 上記の視点をもって、卒業論文前哨戦として、ポジティブ心理学としての視点で、自身の興味あるテーマを焦点化でき、その研究グランドデザインを説明することができる。 |
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| 今年度の授業内容 | まずは輪講(回し読み)で、「ポジティブ心理学」とは何かから始める。喜び、幸せ、満足、愛、生きがい、レジリエンス、ハーディネス(耐える力)、希望、勇気…、等々、私達は沢山の良きなるものを持っています。それらについて理解を深めた後、各自で自身が興味ある研究テーマを探索していく。 | |
| 準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前にポータル、もしくは前回の授業で配信された資料を読み、疑問に思うことをあらかじめ整理しておく。参加者から提示された問題点、疑問点等を全体で討議し、自身の研究テーマを精緻化していく。 | 合計15時間 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | 日常生活の中で、ポジティブな視点を持って観察・実践してみて欲しい。 | |
| 第1回 | オリエンテーション | |
| 第2回 | 講義 ポジティブ心理学—21世紀の心理学の可能性 | |
| 第3回 | 講義 ポジティブ心理学を味わう: エンゲイジメントを高める25のアクティビティ | |
| 第4回 | 科学的論文とは何か? | |
| 第5回 | 科学的論文の構造 | |
| 第6回 | 研究論文検索方法の説明とその実践 | |
| 第7回 | 興味ある先行研究の概要発表 1. |
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| 第8回 | 興味ある先行研究の概要発表 2. | |
| 第9回 | 興味ある先行研究の概要発表 3. | |
| 第10回 | 興味ある先行研究の概要発表 4. | |
| 第11回 | 興味ある先行研究の概要発表 5. | |
| 第12回 | 研究方法とその特徴 | |
| 第13回 | 研究グランドデザインの構築方法 | |
| 授業の運営方法 | ・授業で扱う論文をもとに検討をすすめる。 ・モバイルPC、タブレットPC等の端末機を持参下さい。 ・遠隔授業の実施に関しては、Microsoft Teamsによるリアルタイムの授業方法を採用します。具体的には「その他、履修生への注意事項」を、必ず、参照ください。 |
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| 課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | ・毎回の授業終了時に、その帆の授業全体の作業に対する講評を行う。 | |
| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
| 定期試験 | 0% | 定期試験はなし。 |
| 小論文・レポート | 40% | 複数の課題レポート |
| 授業参加 | 20% | 後期課程学生として、積極的な授業態度 |
| その他 | 40% | 課題の発表(複数回) |
| テキスト | 適宜紹介 |
| 参考文献 | 各自が研究するテーマに即した先行研究論文:J-STAGE,CiNii Articles,PsycINFO |
| その他、履修生への注意事項 | ・遠隔授業の実施方法: Microsoft Teamsによる、リアルタイムの授業出席が基本です。初回授業の前に履修生宛てに、Microsoft Teamsコードを伝えるので、遠隔授業の日はTeamsにアクセスし、コードを入力して、Teamsの本授業のチームに参加してください。 ・遠隔授業での出欠の取り方について: 遠隔授業日は、「リアルタイムのMicrosoft Teamsへの参加」が出席となります ・授業資料配信がある場合は、閲覧日(授業前日から当日中)があります。その閲覧日に閲覧し、ダウンロード保存下さい。 |
| 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【心理学部 臨床心理学科】 |