科目名 | 健康心理アセスメント実習 | |
担当者 | 前場 康介 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 実習 | |
授業題目 | 健康心理アセスメントの実際 | |
授業の達成目標 | 健康心理学において用いられる様々なアセスメントの方法を体験的に学び、多面的・多角的・総合的に個人の健康を評価することができる。 | |
今年度の授業内容 | 健康心理アセスメントにおいて実際に用いられるテストや測定方法などを把握し、健康における主観的・客観的評価の持つ意義を吟味する。ストレスやQoL、パーソナリティ、生活習慣などの心身事象に焦点を当て、理論だけでなく実際の体験や実習を通じてアセスメントの実際を学ぶ。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 各回の授業で扱うテーマについて、あらかじめ示す参考文献から予習し、ノートやPC上にまとめる。また授業後は、配布したレジュメの読み直しや実施した課題の振り返りを行い、授業内容の理解に努めること。 | 合計7.5時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 授業内で紹介する参考文献を精読するほか、定期的に自身の健康を振り返り、評価する習慣を身につけてほしい。 | |
第1回 | オリエンテーション:健康心理アセスメントとは | |
第2回 | アセスメントの意義と役割、そのターゲット | |
第3回 | アセスメントの方法①:面接法・観察法・投影法について | |
第4回 | アセスメントの方法②:質問紙法・生理学的測定・潜在信念測定について | |
第5回 | パーソナリティのアセスメント | |
第6回 | ストレスのアセスメント | |
第7回 | サイコソマティックアセスメント | |
第8回 | 生活習慣のアセスメント① 日常生活の振り返りと改善計画の策定 | |
第9回 | 生活習慣のアセスメント② 様々な健康行動とその実践 | |
第10回 | 健康心理アセスメントの実際:複数の地域実践をもとにした検討 | |
第11回 | 事例を用いたアセスメント① 勤労者を対象とした健康心理アセスメント | |
第12回 | 事例を用いたアセスメント② 医療・福祉場面における健康心理アセスメント | |
第13回 | ヘルスコミュニケーションにおけるアセスメント | |
第14回 | 生活習慣と言語的文脈におけるアセスメント | |
授業の運営方法 | レジュメおよび各回使用資料を配布し、ポータルに授業用資料をアップロードする。 具体的内容は、「その他・履修生への注意事項」を参照のこと。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業ごとの課題回収後、主に次週、特徴的な見解の紹介や典型的な誤解について解説を加える。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 30% | 最終レポート (ポータルを通じて提出すること) |
授業参加 | 70% | 各授業にて行った課題の提出 (遠隔授業日は、ポータルを通じて提出すること) |
その他 | 0% | 実施しない。 |
テキスト | 各授業のレジュメをポータルを通じてアップロードするとともに、 印刷したものを授業内で配布する。 各回に用いるアセスメント用のアイテムも同様に配布する。 |
参考文献 | 健康心理学アセスメント概論/健康心理学会編/実務教育出版/2003年/2300円 |
関連ページ | 特になし。 |
その他、履修生への注意事項 | 配布されたレジュメを精読し、自分なりの意見・感想を記述できるよう努めること。 また、授業内で実施する体験学習に伴う、自己の心身の変化を敏感に感じ取り、表現できるよう努めること。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【心理学部 臨床心理学科】 |