[戻る]
科目名実験計画法
担当者生駒 忍
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目実験・調査計画法の理論と実際
授業の達成目標実験法や調査法による研究の進め方を理解し、研究テーマに沿った統計分析法を学ぶことで、適切なデータ分析の手法を用いての、実験レポートや論文の作成が行えるようになる。
今年度の授業内容心理学における基礎的な研究計画の方法と手続きから始まり、実験データのさまざまな分析手法を、理論と実践の両方から取り上げる。統計的検定の手順、結果の解釈や記載法を含めて、分析事例を紹介しながら具体的に解説する。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について予習: 参考文献や論文検索をとおして、30分程度を目安として準備学修を行う。
復習: 学習内容や課題内容について、60分程度を目安として再確認を行う。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項実験計画や研究調査を、自分でデータを集める立場から考える視点を持って学んでほしい。また、実証研究の論文を読む際に、研究計画の組み方や分析手法に注意を向けて、理解を深めてほしい。
第1回講義のガイダンスと実験・調査計画法とは
第2回データの見方と入力方法
第3回グラフと表の作成
第4回基礎集計と相関分析
第5回仮説検証と統計的検定
第6回t検定の考え方
第7回SPSSでのt検定
第8回カイ2乗検定の考え方
第9回SPSSでのカイ2乗検定
第10回実験計画と分散分析
第11回分散分析と多重比較
第12回分散分析と交互作用
第13回ノンパラメトリック検定
第14回実験計画法での検証考察
授業の運営方法対面授業では、各種の研究・分析技法を具体例とデータを用いて体験し、実験研究の具体的な手法を習得する。
遠隔授業の実施は、オンデマンドの動画ならびに教材提示によって行う。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業時の課題には、次回以降の講義中に適宜フィードバックを行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 40% 最終課題レポート
授業参加 60% 授業参加での課題提出
テキスト 配布フォルダから参考資料のダウンロードが可能。
参考文献 『算定 SPSSのススメ1』竹原卓真 北大路書房 ISBN 978-4762832048  2022年 3,520円
『新訂 教育・心理統計と実験計画法』田中敏・山際勇一郎 教育出版 ISBN978-4316329017 2008年 3,132円
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【心理学部 臨床心理学科】