科目名 | 健康心理アセスメント | |
担当者 | 菅原 ゆり子 | |
開講期 | 2023年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 健康心理学におけるアセスメント法についての概論 | |
授業の達成目標 | 健康心理学におけるアセスメントについて、1役割 2特徴と意義 3目的 4方法 5よく用いられる個々のアセスメント法の内容と選択基準 を説明できるようになることを目標とします。 こうした適切なアセスメンントを行えるようになることで自己への理解が進むことも期待します。 |
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今年度の授業内容 | 一般的なアセスメント法の必須事項を説明したのち、健康心理の特徴を生かしたアセスメント法について学びます。健康であり続けること、さらに健康になることを援助できる様々なアセスメントを、日常生活にも生かせるよう学んでいきます。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前にポータルに提出する講義資料を読み、疑問点や興味のある点を明確にしておく。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 授業の振り返りを自分の心をつかって行い、日常生活への応用について考えてください。 | |
第1回 | 心理アセスメントと健康心理アセスメントについての概論 | |
第2回 | アセスメントのための面接 | |
第3回 | コミュニケーション能力についてのアセスメント | |
第4回 | ストレッサーとストレスコーピング概論 | |
第5回 | ストレッサーとストレスコーピングについてのアセスメント | |
第6回 | パーソナリティ概論とアセスメント | |
第7回 | 思春期の心理のアセスメント:大学の通学に困難を感じている人や登校拒否者の支援、病状が安定した統合失調症の方の地域での生活を援助しているゲスト講師の田尾先生から思春期心理のアセスメント法や現場での援助事例などを伺います | |
第8回 | 情動のアセスメント1−どのような感情を感じているかをアセスメントする | |
第9回 | 情動のアセスメント2―怒りのアセスメント | |
第10回 | 認知行動療法におけるアセスメント | |
第11回 | 対象喪失に際して必要なアセスメント | |
第12回 | 生活態度習慣のアセスメント | |
第13回 | 自己肯定感についてのアセスメント | |
第14回 | アセスメントにおける倫理 | |
第15回 | まとめ:質問の多かった項目についての補足説明やレポートへのフィードバックを含め、重要事項をまとめます | |
授業の運営方法 | 講義形式で授業を行っていく。 遠隔授業の実施の際は、Microsoft Teamsによるリアルタイム授業を基本とする。 |
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課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | レポート回収後後、、特徴的な見解の紹介や典型的な誤解についての解説を行う |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | なし |
小論文・レポート | 40% | 1回のレポート提出 |
授業参加 | 60% | 授業理解度確認の小課題の提出 |
その他 | 0% | なし |
テキスト | プリントを配布する |
参考文献 | 健康心理アセスメント概論/日本健康心理学会編/実務教育出版/2003年/2484円 ISBN-13:978-4788960923 青くて痛くて脆い/住野よる/角川書店/2020年/1400円 ISBN978-4-04-105206-8 C0093 |
その他、履修生への注意事項 | 遠隔授業の際はTeamsによるリアルタイム授業を予定しており、出席回数は、ガイダンスで説明する出席票に、各回に示す小質問の答えを記入していただき課題提出より回収することでカウントします。 ゲスト講師の来所日程は変更することがあります。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【心理学部 臨床心理学科】 |
実務経験の概要 | 医師(精神科医、産業医)として健康心理の援助を行い、援助する医療スタッフを指導した経験から授業を行う。 |
実務経験と授業科目との関連性 | 精神科医、産業医として健康心理の援助を行い、援助する医療スタッフを指導した経験から授業を行う。 |