科目名 | 感情・人格心理学/人格心理学 | |
担当者 | 福島 里美 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 感情とパーソナリティの理解 | |
授業の達成目標 | 1.感情に関する理論及び感情喚起の機序について説明できる 2.感情が行動に及ぼす影響を説明できる 3.人格の概念及び形成過程を説明できる 4.人格の類型や特性の違いを区別できる |
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今年度の授業内容 | 感情とパーソナリティ理論の基礎を学び、自己理解・他者理解を深めることを目指す。 パーソナリティに関する代表的な理論や測定、発達についてと感情心理学の基礎を学ぶ。 さらに、パーソナリティや感情を健康や適応の側面から学ぶ。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 授業で扱うテーマについて、シラバスをもとに予習を行う。 授業後は、各回の課題レポートや小テストに回答し、復習を行う。 これらの学修には60時間を要する。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | パーソナリティも感情も日常生活の体験と深く結びついています。 ご自身の体験をパーソナリティ心理学や感情心理学と照らし合わせた時に、納得のいく部分もあれば、疑問に思うところもあるでしょう。 各種パーソナリティ検査や、統計に基づく理論を丸ごと信じるのではなく、その適用と限界を知ることも学びを深める上で必要なプロセスです。 疑問があったら、周囲の人と疑問を共有したり、授業やレポートで質問をし、積極的に向き合ってください。 |
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第1回 | 授業ガイダンス | |
第2回 | 心理学における感情とは | |
第3回 | 感情と情動の機能 | |
第4回 | 感情と動機づけ | |
第5回 | 感情の発達 | |
第6回 | 感情と認知 | |
第7回 | 対人関係と感情 | |
第8回 | 感情と言語 | |
第9回 | パーソナリティの類型論と特性論 | |
第10回 | パーソナリティの発達 | |
第11回 | パーソナリティの測定・1 心理検査の分類 | |
第12回 | パーソナリティの測定・2 心理検査の体験 | |
第13回 | パーソナリティと適応、感情と適応 | |
第14回 | まとめ | |
授業の運営方法 | 講義を中心に、必要に応じて個人ワーク等を行う。 授業毎に小テストや課題を課し、ポータルから回収する。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 質問にはフィードバックを行う 小テストやレポートの全体的な傾向や典型的な誤りについて、講評を行う |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 定期試験は行わない |
授業参加 | 30% | 積極的な参加と、授業毎の課題提出から参加度を評価する |
その他 | 70% | 授業毎に行うテストへの回答から理解度を評価する |
テキスト | なし |
参考文献 | 大平英樹編(2010)感情心理学・入門、有斐閣アルマ 1900円+税 島義弘(2019)パーソナリティと感情の心理学 サイエンス社 2200円+税 |
その他、履修生への注意事項 | 授業後、ポータルを通じて課題を提出してください。 各回の課題は、授業の中でお伝えします。 授業資料の印刷配付は行いません。ポータルの授業資料から各自ダウンロードしてください。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【心理学部 臨床心理学科】 |
実務経験の概要 | 公認心理師、臨床心理士 |
実務経験と授業科目との関連性 | 公認心理師、臨床心理士として心理アセスメント経験をもつ実務者による講義から感情人格心理学についての理解を深める |