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科目名学習・言語心理学/人間の行動
担当者前場 康介
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次カリキュラムにより異なります。
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目人の行動が変化する過程、および言語の習得における機序
授業の達成目標経験を通して人の行動が変化する過程を説明できる。言語の習得における機序について概説できる。
今年度の授業内容本授業では、人間の行動および言語に焦点を当て、それらがどのように学習・経験されて獲得されていくかの過程について論じる。また、理論のみでなく、日常生活において生じる様々な事象を取り上げ、より体験的な理解も促進する。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について各回の授業で扱うテーマについて、あらかじめ示す参考文献から予習し、ノートやPC上にまとめる。また授業後は、配布したレジュメを読み直し、授業内容の理解に努めること。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項自身の何気ない行動、用いている言葉にどのような意味があるか、日常生活の中で振り返る機会を持つ。行動理論、言語理論についての本を読む。
第1回オリエンテーション:学習・言語心理学の概要
第2回行動における条件づけ
第3回知識の獲得と記憶・理解
第4回問題解決学習および技能についての学習
第5回社会的学習とモデリング
第6回言語の獲得①:話し言葉と文字の獲得
第7回言語の獲得②:語彙の習得過程
第8回文章理解および文章算出の獲得
第9回文法獲得とコミュニケーション
第10回第二言語の獲得とレキシコン
第11回行動における動機づけ
第12回言語行動と臨床心理学:関係フレーム理論
第13回学習と臨床心理学:認知行動療法を中心として
第14回学習と言語が行動に与える諸影響:自身の生活から振り返る
授業の運営方法レジュメを配布し、ポータル「授業資料」に同レジュメをアップロードする。
具体的内容は、「その他・履修生への注意事項」を参照のこと。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業ごとの課題回収後、主に自習、特徴的な見解の紹介や典型的な誤解について解説を加える。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない。
小論文・レポート 50% 最終レポート
(ポータル課題提出機能により提出すること)
授業参加 50% 毎回の授業後の小レポート提出
(遠隔出席の際は、ポータル課題提出機能を通じて提出すること。)
その他 0% 実施しない。
テキスト 各回とも、ポータルを通じてレジュメを配布するとともに、印刷したものを授業開始前に配布する。
参考文献 言語と思考を生む脳/甘利俊一・入来篤史著/東京大学出版会/2008年/3200円
関連ページ 特になし。
その他、履修生への注意事項 配布されたレジュメを精読し、自分なりの意見・感想を記述できるよう努めること。

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【心理学部 臨床心理学科】