科目名 | コミュニティデザイン演習IIA | |
担当者 | 佐野 美智子 | |
開講期 | 2023年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 4年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | 調査してデータをもとに考える | |
授業の達成目標 | ①「問い」を立て、「論拠」を示して、「答え」を導く、一連の調査研究のプロセスを自立して実施できること、②論理的な文章が書けること、③研究倫理について理解していること、④複眼思考ができること、を本授業の達成目標とする。 | |
今年度の授業内容 | 最初に研究計画書の書き方を指導するとともに、基本的な研究の進め方と研究倫理について説明する。履修生は研究テーマを決め、事実調べや先行研究調べを通じて研究目的を明確にし、仮説をたて、検証の方法を考えるという手順をふんで研究を進めていく。調べを進めながら研究計画を改訂し、論文アウトラインを作成する。さらに調べを進めながら、論文アウトラインを改訂していく。履修生はスケジュールに従って研究内容を授業で報告する。他の履修生と研究内容を共有することで、新たな研究の視点に気づく機会を得られるようにする。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 授業では毎回、研究内容の報告をしてもらう。自他の発表に対する教員からのコメントや他の学生からのコメントを参考に、研究の進め方や情報収集の方法、レジュメやレポートを作成するときの論理構成について、毎回の授業後に問題点を明確にしておくこと。その上で、次の授業での自身の発表や他の学生の発表に対する質問・コメントに活かすこと。 | 合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | スケジュールに従って計画的に研究を進めること。 | |
第1回 | 基本的な研究の進め方及び研究倫理に関するガイダンスをおこなう。研究計画書の書き方の指導をおこなう。 | |
第2回 | 研究計画書Ver.1を発表、内容の検討 | |
第3回 | 事実調べ・先行研究調べ(第1弾)の報告(1) | |
第4回 | 事実調べ・先行研究調べ(第1弾)の報告(2) | |
第5回 | 事実調べ・先行研究調べ(第1弾)の報告(3) | |
第6回 | 研究計画書Ver.2を発表、内容の検討 | |
第7回 | 研究計画書Final versionを発表、内容の検討 | |
第8回 | 事実調べ・先行研究調べと報告(第2弾)(1) | |
第9回 | 事実調べ・先行研究調べと報告(第2弾)(2) | |
第10回 | 事実調べ・先行研究調べと報告(第2弾)(3) | |
第11回 | 論文アウトラインVer.1を発表、内容の検討 | |
第12回 | 事実調べ・先行研究調べと報告(第3弾)、調査実施予定者は調査手法の検討と質問項目の作成をおこない、内容を報告(1) | |
第13回 | 事実調べ・先行研究調べと報告(第3弾)、調査実施予定者は調査手法の検討と質問項目の作成をおこない、内容を報告(2) | |
第14回 | 事実調べ・先行研究調べと報告(第3弾)、調査実施予定者は調査手法の検討と質問項目の作成をおこない、内容を報告(3) | |
第15回 | 論文アウトラインVer.2を発表 | |
授業の運営方法 | 履修生の主体的な研究実践と結果報告、履修生同士の議論によって授業を運営する。教員は適宜、専門研究への誘導、技法の説明をおこない、履修生各自の研究計画に沿った研究活動ができるように支援する。なお、対面授業を前提とし、遠隔授業の実施に関しては、リアルタイムの双方向授業とする。具体的内容は、「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。 | |
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 各回の発表内容に対して講評を行うとともに、レジュメやレポートの書き方については、学生が発表用に提出した文書にコメントや赤入れをしてフィードバックする。その際、ポータルを通して全員で共有できるようにする。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | なし |
小論文・レポート | 0% | なし |
授業参加 | 100% | 報告頻度と内容(従前の報告へのコメントを踏まえている、適切な情報量、レジュメの書き方、等)を評価。 |
その他 | 0% | なし |
参考文献 | 『コミュニティデザイン学科生のための学びのガイド2023』(跡見学園女子大学観光コミュニティ学部コミュニティデザイン学科作成,4月配布予定) 『新版 論文の教室: レポートから卒論まで』戸田山和久,NHK出版,2012年. |
その他、履修生への注意事項 | ①授業の実施方法について 対面授業を前提とし、遠隔授業の実施に関しては、リアルタイムの双方向授業とする。 ・対面授業について→自分のPCを持参すること ・遠隔授業について→Zoomを利用する。 ②遠隔授業での出欠の取り方について リアルタイム双方向の遠隔授業を行うので、授業内で出欠確認をする。通信の不具合で参加できなかった場合は、録画した授業内容を視聴したうえで、ポータルを使ってコメントペーパーを提出することをもって出席とする。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】 |