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科目名コミュニティデザイン演習IB
担当者矢野 峰生
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目地域資源活用、地域ブランド、地域創生、マーケティング、共感力、まち歩き、ビジネスコミュニティ
授業の達成目標本ゼミでは、地域資源探索で地域の魅力を引き出し、観光および日常生活における魅力的な文化創造の実現を目標に置いてゼミで学習、研究します。ゼミ生の個人キャラクターと相乗効果を持たせて地域の魅力を説明できるように基礎的知識(マーケティング等)と手法(ホスピタリティ力の向上等)を修得しましょう。
 本科目では、「コミュニティデザイン演習ⅠA」で学んだことを踏まえて、マーケティング基礎知識の一層の修得とホスピタリティ関連知識の修得を目標とします。地域創造に関してマーケティングの視点とホスピタリティの観点から取り組める力を身に付けるためです。
ゼミ生個人と地域の魅力を最大限発揮できるように、自身を磨き、他者を思いやりながら、現場に赴いてください。現場での観察と体験、座学で得た知識を活用して、地域資源を活用した地域づくり、まちづくりについて考察し実践願います。
今年度の授業内容本科目の座学では、和田充夫『マーケティング戦略第6版』有斐閣アルマ)を、ゼミ生で割振りし、パワーポイント利用を必須とする発表者を決めます。発表者の担当箇所について簡潔なレビューの作成を準備したコメンターも決めます。毎回の授業では、発表者とコメンターを中心に毎回ディスカッションをします。
 次に本科目のフィールドワークについて述べます。入ゼミ中には、、常日頃、地域の身近な魅力を探し出し、磨きをかけるべく、魅力的な地域活性化のための提案に結びつく街歩きをしてください。現場に赴きながら座学で修得した知識をもとに考察することが重要です。別視点からの魅力等を見出せたら、適宜、結果報告をパワーポイントでプレゼンテーション願います。校外学習、外部講師の招聘も状況に応じて実施します。秋学期末頃には、春休み以後に実施するフィールドワークに関する打ち合わせをしたいと思います。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について 前回までに提示されたすべての課題、前回までの学習内容について復習しましょう。前回に学んだテキストの該当箇所を再読することはもちろん、関連するトピックを見つけ、その探求を専門書、専門雑誌、Webサーチで実施し、理解を深めておきましょう。(1時間)
 当日受講した内容について、専門書、専門雑誌、Webサーチで一層探求し、整理しておきましょう。毎回提示される課題についての回答を期日までに提出しておきましょう。(3時間)
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項魅力的な地域を首都圏に見出し、首都圏を初めて訪問される人にも地域の持つ魅力を現場で説明できるように準備願います。また、上記に関わるプレゼンをスライドで、できるようにパワーポイントの基本的な操作を習熟しておくことを前提とします。デジカメ利用、ICレコーダなどの取材用機器の操作とプレゼンでの活用もスムーズにできるように各自準備願います。
 第1回首都圏に立地する大型の美術館および博物館を核にした街づくり
 第2回Webに拠る特定駅周辺の魅力を探索する
 第3回Webに拠る特定地域周辺の魅力を探索する
 第4回特定駅と特定地域周辺の歴史をまとめる
 第5回マーケティングの基礎知識を修得する(Ⅰ)ー『マーケティング戦略(第6版)』「第13章 サービスの特性」 p.297 下から14行目~p.309 最後までー
 第6回マーケティングの基礎知識を修得する(Ⅱ)ー『マーケティング戦略(第6版)』「第14章 ソーシャル・マーケティング」 p.310 1行目~p.319 下から8行目までー
 第7回マーケティングの基礎知識を修得する(Ⅲ)ー『マーケティング戦略(第6版)』「社会志向のマーケティング」 p.319下から7行目~p.333 最後までー
 第8回マーケティングの基礎知識を修得する(Ⅳ)ー『マーケティング戦略(第6版)』「第15章 関係性マーケティング」 p.334
1行目~p.342上から2行目まで
 第9回マーケティングの基礎知識を修得する(Ⅴ)ー『マーケティング戦略(第6版)』「地域ブランド等」 p.342上から3行目~p.356 最後までー
 第10回マーケティングの基礎知識を修得する(Ⅵ)ー『マーケティング戦略(第6版)』 「第16章 デジタルマーケティング」 p.357 1行目~p.3691行目まで
 第11回マーケティングの基礎知識を修得する(Ⅶ)ー『マーケティング戦略(第6版)』「第16章 デジタルマーケティング」ーp.369 2行目~p.381  最後までー
 第12回ホスピタリティによる取組について考える
 第13回フィールドワークの打ち合わせ、検討(Ⅰ)⁻概略⁻
 第14回フィールドワークの打ち合わせ、検討(Ⅱ)⁻点検⁻
 第15回総括
授業の運営方法対面授業を実施します。ゼミ生は、調査した内容をパワーポイント等でプレゼンし、ゼミ生全員による質疑応答、ディスカッションを行います。校外学習の実施、外部講師を招聘して現場の情報を把握するなどしたうえで、調査先や校外見学先で体験するときに留意する観察視点を整理します。調査先や校外見学先で関係者とコミュニケーションを良好にとれるマナーを身に付けた自然な振る舞いできるようになることも心がけて頂きます。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法原則として毎回提示する課題について、課題を設定した理由や意義、提出回答に関する講評等を次回以後の授業で行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 0% 実施しない
授業参加 100% 授業中に課した課題への達成状況、マナーを遵守する好感度高い振る舞いの修得状態等を評価します。
その他 0% 実施しない
テキスト 和田充夫他『マーケティング戦略第6版』有斐閣アルマ,2022
参考文献 青木 幸弘『製品・ブランド戦略—現代のマーケティング戦略〈1〉』有斐閣,2004,2160円,ISBN-10: 4641122318
関連ページ まちの魅力、産業動向レポートなどを記載したwebサイト
その他、履修生への注意事項 本年度は対面式授業で行います。メールやLineによるゼミに関する連絡にも御留意願います。
 個人の達成したい夢を確認し、それを実現するための具体的な手段、キャリアデザイン、他者への思いやりを念頭に置いてゼミに参加願います。学外実習には、調査先および実習先によって旅費や参加費等が発生する場合があります。この点を御了解願います。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】