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科目名コミュニティデザイン特殊演習(編集・制作)
担当者糸井 夏希
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目情報を運ぶ各媒体(メディア)の特徴を理解し、情報を収集、精査、発信するための力を身につけるための体験型授業。
授業の達成目標情報が気軽に取得できるようになった現代において、有象無象の情報から必要な情報を取捨選択し、正しく読み取るための能力を身につけ、また、適切なかたちで発信できるようにするための表現力を伸ばす。
今年度の授業内容「編集」「制作」の基礎となる情報の扱い方を習得する。さらに4大メディア(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)や、SNS、ウェブメディア、プレスリリースなど、各媒体の特徴を理解し、事例学習や実践作業を通じて、各種メディアに適した発信方法を学ぶ。また、制作物の発表などを通じて、自分らしく表現するための「表現法」「アイディアの発想法」「切り口の見つけ方」を身につける。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について講義で学んだことや、記事制作・発表を通じて教師や参加者から得たフィードバック・所感を読んで、自身の書いた記事や発表内容を振り返ること。また授業後も継続的に新聞、ニュース、雑誌、ウェブメディア等の触れることで、授業で学んだことを普段の情報収集・発信活動に生かすこと。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項4大メディア(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)や、SNS、ウェブメディア、ホームページ、プレスリリースなど、幅広い媒体に自主的に触れ、気になる記事や心に残った記事を保存する等、情報収集すること。その際、心に残ったポイントや気になった点などを一言メモするなど必ず言語化をして記録すること。
第1回世の中にある各媒体(メディア)の特徴を学ぶ。
第2回媒体特性に見合った企画や文章を作成する。
第3回情報を収集・精査する力を養う。
第4回テーマに基づき、インターネット等を用いた情報収集および記事制作作業に取り組む。
第5回「取材力」を磨く。実践を通じて、インタビュー取材の手法を学ぶ。
第6回インタビューに関連する記事を作成する。
第7回独自の視点がある記事を書くための「考察力」「編集力」を鍛える。
第8回「考察力」「編集力」を活かして記事を作成する。
第9回写真記事の事例に触れ、読者に伝わる写真の撮り方を身につける。
第10回写真記事を制作・発表する。
第11回企業のプレスリリースとは何かを学び、効果的な表現方法を学ぶ。
第12回プレスリリースの事例を見ながら、実際に制作・発表する。
第13回企業等のSNS発信の事例から、メディアの活用法、情報発信のためのアイデアやを学ぶ(SNSを活用した情報発信)。
第14回媒体特性を見極めながらニーズに合わせた情報発信の使い分けを考える。
授業の運営方法取材、情報収集・精査、記事制作についての講義を行う。講義で学んだ内容を、実践的な制作作業(個人、グループ)や、発表・フィードバックの共有などを通じて「制作」「編集」スキルを実際に身につけていく。適切な表現方法を用いて、わかりやすく相手に伝える力を養う。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法毎回の授業終了時に、その日の授業全体の作業に対する講評を行う。また必要に応じて、レポートやコメントシートの返却をポータルを通して行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 50% 授業内レポートおよび課題の提出率によって参加度を評価する。
授業参加 50% 発表や議論など積極的・協力的な授業態度によって評価する。
テキスト 毎回、授業内に前方の画面にて共有する。必要な場合はプリントを配布する。
その他、履修生への注意事項 授業内の記事制作は、手書きによる執筆およびパソコン持ち込みによる執筆・提出どちらも可能とする。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】
実務経験の概要 2007年4月〜2013年3月、日本経済新聞社に記者として勤務。東京で流通業界や消費トレンド、マーケティング、名古屋で流通に加えて行政や中小企業の取材を担当し、日本経済新聞や日経MJに多数記事を執筆。現在も、書籍のライティングや媒体での記事執筆等に携わる。株式会社 Finder代表取締役。
実務経験と授業科目との関連性 2007年4月~2013年3月日本経済新聞社に記者として勤務。
記者としての実務経験を通して、取材、情報収集・精査、記事制作についての講義・実習を行う。