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科目名コミュニティデザイン特殊演習(コミュニケーション)
担当者篠崎 健司
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目コミュニティを活性化するコミュニケーション技法を学ぶ
授業の達成目標コミュニティデザイン活動を実践する上においては、多様な人々に働きかけ、人々をつないでいくことがきる能力が求められ、老若男女だけでなく、多様な価値観を持つ人びととの対話、会話の能力が必須となります。
この授業では、コミュニケーション実践の基礎として、様々な手法を学んだ上で、実際にグループワークやワークショップの場で体験しながら、各手法のポイントややり方を理解し、参加者に説明できることを目標とします。さらにワークショップ等の場面で、議論を活性化するファッシリテーションができるようになることを目標とします。
今年度の授業内容各授業で、各種のコミュニケーション手法について、基本を学んだうえで、様々なツールを活用しながら、実際にグループワークやワークショップ形式で実践し、そのあとで何が重要なのか、気づきは何かを検証していきます。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてワークショップを円滑に進めることや、人と人とのコミュニケーションを円滑に進めるためには、一定の技術やノウハウがありますが、これらは理解するだけでは不十分です。日常的な会話をはじめ様々な人と人とのコミュニケーションの¥場において実践することによって、身についていくものです。本授業の復習として、あらゆる機会を通じて授業で学んだ内容を実践して下さい。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項コミュニケーションを活発に行っていくためには、日頃から様々なことに関心を持って、自ら気づいていくことが大事です。
この地域の良さは何か、この人の素敵なところは何か、長所は短所はなど、様々なことに関心を持って観察して下さい。
その上で、ニュース等から現在話題になっていることや、関心が高まっている社会問題等についても自ら調べる習慣を身に着けて下さい。
 第1回地域に限らず様々なコミュニティの中で求めれるコミュニケーションとは(ガイダンス)
 第2回コミュニケーションゲーム(コミュニケーションの重要性や難しさ)
 第3回コミュニケーションゲーム(自分を知る)
 第4回コミュニケーションゲーム(聴く力)
 第5回コラボレーションゲーム(協力することの楽しさ)
 第6回コラボレーションゲーム(個性の違いに気づく)
 第7回コラボレーションゲーム(個性を生かしたコラボレーションの楽しさ)
 第8回グループディスカッション(テーマの種別と進め方)
 第9回グループディスカッション(チームづくりにおける全員参加、協力の重要性)
 第10回グループディスカッション(チームにおける役割分担)
 第11回コミュニケーションをテーマとする作品を観賞
 第12回11回の作品をテーマにグループディスカッション
 第13回ファッシリテーションの実践(各自がファッシリテーターとなってワークショップを運営)①
 第14回ファッシリテーションの実践(各自がファッシリテーターとなってワークショップを運営)②
 第15回ファッシリテーションの実践(各自がファッシリテーターとなってワークショップを運営)③
授業の運営方法各回、グループワークの方法やツール、ゲーム等について、①方法を学び、②グループで実践、③振り返りを行う。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法レポート形式の課題や授業で行うリアクションペーパーについては、ポータルを通じてコメントをフィードバックします。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 30% コミュニケーションの重要性等についてレポートを作成。各回の授業を踏まえ具体的に記載されているか評価。
授業参加 70% グループワークにおいて積極的に発言を行っているか、また役割分担に応じた活動を行っているかを評価。
その他 0% -
テキスト 適宜配布します。
参考文献 「リーダーのための!ファッシリテーションスキル」(谷益美/著)すばる舎
「ザ・コミュニケーション」(加藤竜哉、株式会社ウチダ人材開発センタ/著)株式会社ウチダ人材開発センタ
その他、履修生への注意事項 対面式授業と遠隔授業の併用にて授業を行う場合があります。遠隔授業(Zoom)についても実際のコミュニケーションを重視するため、リアルタイム形式で行いますので、授業時間への参加、積極的なコミュニケーションの実践を行って下さい。
各回ゲーム等を活用して実践的に授業を進めますので、自らが積極的に参加しないと意味がありません。
出席については、リアクションペーパーの提出・内容の確認をもって出席とします。
こうしたことから、遠隔授業参加者についても、ビデオオン(グループディスカッション時のみ)を求めます。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】