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科目名コミュニティデザイン特殊演習(コミュニケーション)
担当者篠崎 健司
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目コミュニティを活性化するコミュニケーション技法を学ぶ
授業の達成目標コミュニティデザイン活動を実践する上においては、多様な人々に働きかけ、人々をつないでいくことがきる能力が求められ、老若男女だけでなく、多様な価値観を持つ人びととの対話、会話の能力が必須となります。
この授業では、コミュニケーション実践の基礎として、様々な手法を学んだ上で、実際にグループワークやワークショップの場を体験しながら、各手法のポイントややり方を理解し、参加者に説明できることを目標とします。さらにワークショップ等の場面で、議論を活性化するファッシリテーションができることを目標とします。
今年度の授業内容各授業で、各種のコミュニケーション手法について、基本を学んだうえで、様々なツールを活用しながら、実際にグループワークやワークショップ形式で実践し、そのあとで何が重要なのか、気づきは何かを検証していきます。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてワークショップを円滑に進めることや、人と人とのコミュニケーションを円滑に進めるためには、一定の技術やノウハウがありますが、これらは理解するだけでは不十分です。日常的な会話をはじめ様々な人と人とのコミュニケーションの場において実践することによって、身についていくものです。本授業の復習として、あらゆる機会を通じて授業で学んだ内容を実践して下さい。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項コミュニケーションを活発に行っていくためには、日頃から様々なことに関心を持って、自ら気づいていくことが大事です。
この地域の良さは何か、この人の素敵なところは何か、長所は短所はなど、様々なことに関心を持って観察して下さい。
その上で、ニュース等から現在話題になっていることや、関心が高まっている社会問題等についても自ら調べる習慣を身に着けて下さい。
第1回地域に限らず様々なコミュニティの中で求めれるコミュニケーションとは(ガイダンス)
第2回コミュニケーションの基礎(自分を知る)
第3回コミュニケーションの基礎(自己紹介)
第4回コミュニケーションの基礎(聞く力)
第5回コミュニケーションの基礎(価値観や個性の違いを知る)
第6回コラボレーションの基礎(自己主張の仕方)
第7回グループディスカッション(テーマの種別と進め方)
第8回グループディスカッション(チームにおける役割分担)
第9回グループディスカッション(テーマと評価基準)
第10回コンセンサスゲーム(全員参加、協力の重要性)
第11回コミュニケーションをテーマとする作品を観賞
第12回11回の作品をテーマにグループディスカッション
第13回コミュニケーションゲーム(コミュニケーションのスキルを活かしてグループで協力しあうゲーム)
第14回総括(改めてコミュニケーションに重要なことは何かを考える)
授業の運営方法各回、グループワークの方法やツール、ゲーム等について、①方法を学び、②グループで実践、③振り返りを行う。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法レポート形式の課題や授業で行うリアクションペーパーについては、ポータルを通じてコメントをフィードバックします。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 30% コミュニケーションの重要性等についてレポートを作成。各回の授業を踏まえ具体的に記載されているか評価。
授業参加 70% グループワークにおいて積極的に発言を行っているか、また役割分担に応じた活動を行っているかを評価。
その他 0% -
テキスト 適宜配布します。
参考文献 「リーダーのための!ファッシリテーションスキル」(谷益美/著)すばる舎
「ザ・コミュニケーション」(加藤竜哉、株式会社ウチダ人材開発センタ/著)株式会社ウチダ人材開発センタ
その他、履修生への注意事項 授業内ではグループワークやゲームなど多様なコミュニケーションの場を設けます。
自らが積極的に参加しないと意味がありません。
積極的なコミュニケーションの実践を行ってください。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】