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科目名子どもと教育
担当者星野 敦子
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目現代社会においては価値観の多様化や経済格差が進行し、子どもたちは様々な課題や苦難に直面している。必要とされている支援の内容は様々で、行政による対応だけでは十分とは言えない状況の中で、地域コミュニティによる支援が広がっている。今地域コミュニティに何ができるのか、子どもたちの育ちを支える地域の教育力について、具体的な事例を用いて多角的に考察する。
授業の達成目標・幼児教育の現状と課題について理解し、説明することができる。
・子どもたちを取り巻く現状と必要とされている支援について理解し、自分の考えを発表する
 ことができる。
・地域コミュニティが子育て支援にどのように関わっているのか、現状を理解し、今後の
在り方を考えることができる。
今年度の授業内容テキストと具体的な事例や最新動向を踏まえた授業資料を利用して講義を行う。適宜アクティブラーニングを取り入れる。12回から「子どもの居場所」をテーマとしたグループワークを行い発表を通してそれぞれの検討内容をシェアする。各自の発表内容に関わる振り返りをレポートとする。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について前回の授業のリアクションペーパーの記載
内容の振り返りと疑問点の確認(疑問点がある場合はポータルQ&Aに記載)
次回の授業内容を確認

時間 90分
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項・地域における子供に関わるボランティア活動などに積極的に参加する。
・子どもや子育てに関するニュースに関心を持つ。
 第1回ガイダンス 子どもとは何かを考える
 第2回幼児教育の現状と課題1(幼児期に身に着けるべき資質とは)
 第3回幼児教育の現状と課題2(子ども子育て新制度と幼児教育)
 第4回妊娠期からの子育て支援(包括ケアシステムと利用者支援)
 第5回子どもの遊びと学び①
 第6回子どもの遊びと学び②
 第7回子どもの居場所①(子ども食堂・フードパントリー)
 第8回子どもの居場所②(プレーパーク)
 第9回子どもの居場所③(学習支援)
 第10回「放課後児童クラブ」と「放課後子ども教室」の現状と課題
 第11回地域社会による子育て・教育支援
 第12回コミュニティとしての子どもの居場所を考える(グループワーク1)ディスカッション
 第13回コミュニティとしての子どもの居場所を考える(グループワーク2)発表資料作成
 第14回コミュニティとしての子どもの居場所を考える(グループワーク3)発表
 第15回振り返り 現代に生きる子どもたちの学び
授業の運営方法・指定のテキストを利用します。第2回の授業までに準備
 してください。
・授業資料についてはポータルで共有します。必要に応じてプリントアウトして持参して
 ください。
・遠隔授業を行う場合にはZoomによるリアルタイム授業を実施します。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法フィードバックはポータルで返信します
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 40% 最終課題レポート 毎回のリアクションペーパー
授業参加 30% 毎時の課題と取り組みの内容
その他 30% 最終課題の授業における発表
テキスト 『「共創の時代」の教育制度論―幼児教育・保育から生涯学習まで』
星野敦子、桶田ゆかり、近藤有紀子著 (学文社)

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】