| 科目名 | 都市の社会学 | |
| 担当者 | 土居 洋平 | |
| 開講期 | 2024年度春学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 3年 | |
| 単位数 | 2単位 | |
| 授業の方法 | 講義 | |
| 授業題目 | 都市社会学〜都市を見る視点を養う・都市の現代的論点を考える〜 | |
| 授業の達成目標 | 都市社会学の成立と展開、主要な理論について、その概要を説明できる。 都市社会学の現代的な論点について、説明できる。 都市社会の現代的な課題について、その特徴と課題を説明できる。 |
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| 今年度の授業内容 | この講義では、まず、都市社会学の成立と展開を紹介しながら、都市社会についての基本的な考え方を解説する。その後、都市社会の現代的な課題〜都市居住・ジェントリフィケーション、観光化・商品化、都市コミュニティの再生、都市のイメージ・・〜に即して都市社会学の議論を紹介する。また、都市社会の調査手法の解説も行う。そのうえで、履修者が都市社会の現代的な課題について主体的に考える機会を設け、都市社会と都市社会学についての理解を深める。 | |
| 準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | ・予習：授業前にPDF資料を公開する。資料を確認し、その回の鍵となる概念等について自分で調べ、確認しておくこと（目安：1時間程度） ・復習：授業後に、毎回、課題を提示する。提示された課題に従い、授業内容を整理し、それに対する自分の見解などをまとめながら理解を深めること（目安：3時間程度） |
合計60時間 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | 講義の前半は、都市社会学の概念と都市社会の編成に関わる主要な論点を紹介する。教室外で関連の文献にあたり、概念や論点への理解を深めることを期待する。後半は、都市社会の現代的な課題を扱う。各回の最後に関連の論点を紹介するので、それについて調べ、考察を深めることを望む。 | |
| 第1回 | 講義ガイダンス：講義で扱うテーマや到達目標の解説／都市とは何かを考える | |
| 第2回 | 概説（１）：都市とは何か／都市社会学の基本的な視点／都市における集団と組織 | |
| 第3回 | 都市社会学の成立と展開（１）：都市社会学の成立〜P.ゲテスからシカゴ学派まで〜 | |
| 第4回 | 都市社会学の成立と展開（２）：都市社会学の展開〜シカゴ学派第二世代・第三世代〜 | |
| 第5回 | 都市社会学の成立と展開（３）：都市社会学の展開〜新都市社会学の衝撃と現代都市社会学〜 | |
| 第6回 | 都市社会の現代的課題と都市社会学（１）：都市に住む | |
| 第7回 | 都市社会の現代的課題と都市社会学（２）：ジェントリフィケーション・再開発・都市再生・中心市街地活性化 | |
| 第8回 | 都市社会の現代的課題と都市社会学（３）：観光化１：空間の商品化 | |
| 第9回 | 都市社会の現代的課題と都市社会学（４）：観光化２：都市における産業観光の展開 | |
| 第10回 | 都市社会の現代的課題と都市社会学（５）：観光化３：都市におけるコンテンツツーリズム | |
| 第11回 | 都市社会の現代的課題と都市社会学（６）：都市コミュニティについて考える | |
| 第12回 | 都市社会の現代的課題と都市社会学（７）：社会の中の都市イメージの変遷 | |
| 第13回 | 都市を調べるー都市社会調査の系譜ー | |
| 第14回 | これからの都市について考える | |
| 授業の運営方法 | 事前に、講義資料をTeams経由で配信する。受講者は、初回講義が始まる迄にTeamsの「チームに参加」の「コードでチームに参加する」のチームコード欄に「zts1ikj 」と入力し、この講義のチーム（木３（春）都市の社会学（2024年度開講））に参加すること。また、講義の前日中に資料を公開するので、必要に応じて手元で参照できるよう準備すること。 講義は、配布資料を映写しながら板書と口頭で説明を加える形で行う。配布資料には項目情報や図表、写真等のみ掲載するので、受講者は、板書と口頭での説明を聞きながら、自分の理解をノートに整理しながら授業に臨むこと。 授業後、毎回、土曜日23:59締切の小レポートを実施する。小レポートも、Teams内の「課題」機能でを用いて行う。詳細は、授業での指示に従うこと。 |
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| 課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 課題はMicrosoft Teams 内の課題機能を用いて行う。課題提出後、採点結果とコメントをTeamsを通じて返却する。 また、毎回授業冒頭に前回の復習を行い、その後、模範レポートの講評を行う。 |
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| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
| 小論文・レポート | 40% | 評価方法：学期末実施の期末レポート。評価基準：授業の達成目標の達成度合・自説展開時の実証性・論理性 |
| 授業参加 | 60% | 評価方法：毎回授業時実施の小レポート。評価基準：授業の理解度・自説主張時の実証性・論理性 |
| テキスト | 中筋直哉・五十嵐泰正編著『やわらかアカデミズム・＜わかる＞シリーズ よくわかる都市社会学』ミネルヴァ書房、2013年、2,800円＋税（ＩＳＢＮ：9784623065059） |
| 参考文献 | 授業中に適宜指示する。 |
| 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】 |