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科目名コミュニティデザイン
担当者鍵屋 一
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目コミュニティにおける課題を発見し、行政をはじめ、さまざまな関係者と連携して解決したり魅力を増進する手法を学ぶ。
授業の達成目標・コミュニティにおける課題の事例を指摘できる。
・コミュニティの様々な関係者の考えやイメージをまとめることを説明できる。
・コミュニティの課題を解決する手法としてのワークショップを説明し、実施できる。
・自らの関係する自治体のコミュニティデザイン計画を作成する。
今年度の授業内容・最初はコミュニティデザイン総論を講義する。
・全国各地のコミュニティデザイン事例を探求し、グループワーク等で課題の解決方策を深める。
・自らが関係する自治体のコミュニティデザインを研究する。
・コミュニティデザインは実践的を重視するため、5月上旬日曜の文京区小石川マルシェ、7月下旬の文京朝顔・ほおずき市にはできるだけ参加する。また、文京区コミュニティバス「Bーぐる」車内放映コンテンツ作成メンバーへの参加も推奨する。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について資料を事前にポータルにあげるので、必ず予習をすること。必要な時間は1時間程度である。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項全国各地のコミュニティデザイン、地域活性化を調べる。
自らの出身自治体や関心ある自治体の地方創生計画を調べる。
第1回ガイダンスとコミュニティデザイン総論
第2回将来世代への借金のツケ回しを早急に解消、「人生前半の社会保障」、若い世代への支援強化政策
第3回「多極集中」社会の実現と、「歩いて楽しめる」まちづくり、都市と農村の持続可能な相互依存
第4回企業行動は「拡大・成長」から「持続可能性」、「生命」を軸とした「ポスト情報化」分散型社会システムの構想
第5回21世紀「グローバル定常型社会」のフロントランナー、環境・福祉・経済が調和した「持続可能な福祉社会」モデルの実現
第6回「福祉思想」の再構築、“鎮守の森”に近代的「個人」を融合した「倫理」
第7回人類史「3度目の定常化」時代、新たな「地球倫理」の創発と深化
第8回過疎地域のコミュニティデザイン(1)
第9回過疎地域のコミュニティデザイン(2)
第10回都市のコミュニティデザイン(1)
第11回都市のコミュニティデザイン(2)
第12回自らが関係する自治体のコミュニティデザイン(1)
第13回自らが関係する自治体のコミュニティデザイン(2)
第14回まとめと質疑
授業の運営方法・最初はコミュニティデザインの歴史、意義など総論を講義する。特に、広井良典「人口減少社会のデザイン 」を参考に、今後のコミュニティの課題と解決策を講義する。
・多くの地域活性化事例を検討し、自らが関係する自治体のコミュニティデザインを研究する。
・コミュニティデザインは実践的を重視するため、5月上旬日曜の文京区小石川マルシェ、7月下旬の文京朝顔・ほおずき市にはできるだけ参加する。また、文京区コミュニティバス「Bーぐる」車内放映コンテンツ作成メンバーへの参加も推奨する。
・定期試験は実施しないが、授業への積極的参加度及び期末レポート課題により行う。

課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法リアクションペーパーについて、質問や内容が良いものは講義中に共有する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0%
小論文・レポート 50% 2千〜3千字程度のレポートを課すので、その内容で評価する。
授業参加 50% 授業への積極的参加、リアクションペーパーの内容等で評価する。
その他 0%
参考文献 広井良典 人口減少社会のデザイン 東洋経済新報社  2019.9
防災白書
その他、履修生への注意事項 「出席回数のカウント方法」
対面の場合:授業への出席及びリアクションペーパーを当日に提出することで出席とする。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】
実務経験の概要 自治体の公務員を34年務め、コミュニティ行政に6年間従事した。
実務経験と授業科目との関連性 自治体の公務員としてコミュニティ全般に関わってきたことから、実践的なコミュニティデザインについて講義、演習を行う。