[戻る]
科目名基礎ゼミナール（コミュニティ）
担当者石崎　裕子
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次2年
単位数2単位
授業の方法演習
授業題目ジェンダーの社会学
授業の達成目標この授業では次の点を主な達成目標とします。
１、ジェンダーの領域の基本的な文献を講読し、報告を担当した箇所について、的確なレジュメを作成することができる。
２、自身が作成したレジュメに基づいて的確に発表し、他の受講生と討議をすることができる。
 3、基本的な文献の講読と学外実習に向けた事前学習を通して得た知識に基づいて、自身の問題関心を深め、口頭で発表したり、レポートにまとめたりすることができる。
 4、基本的な文献の講読と学外実習に向けた事前学習を通して得た知識など学期中の学習成果をふまえて、学外実習に参加することができる。


論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容受講生の問題関心もふまえ、ジェンダーの領域から文献を選び講読します。夏休み中には、男女共同参画の推進、ジェンダー平等な社会の実現に向けた活動や業務に携わっている機関や公務に関連する機関等で学外実習を行います。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前に次回の発表者のレジュメを読み、質問を準備しておくこと。発表者は、参加者から提出された所感を読んで、自分の発表内容をふりかえること。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項文献を精読し、レジュメやコメントの作成、発表の準備、司会は議論の進行のシュミレーションなど、「ゼミ」に積極的に関わるために自分は何をしなければならないか、一人ひとりが各回のゼミでの自身の役割にもとづき、きちんと準備しておいてください。
第1回オリエンテーション：自己紹介、ゼミの進め方やスケジュールについての説明、講読文献の選定や報告の分担、学外実習についてなど。
第2回ジェンダー情報の調べ方について：国立女性教育会館のデータベースなどを活用し、ジェンダーに関連する情報の調べ方を学びます。
第3回地域における男女共同参画センターの機能と役割（１）：男女共同参画センターが地域の中で果たしている役割・機能について学び、自分が住んでいる地域の男女共同参画センターについて調べてみます。
第4回地域における男女共同参画センターの機能と役割（２）：男女共同参画センターが地域の中で果たしている役割・機能について学び、自分が住んでいる地域の男女共同参画センターについて調べてみます。
第5回レポートの書き方の再確認：期末レポートの作成に向けての説明やレポートのテーマ設定についてのアドバイスを行います。また、引用のルールなどレポートを書く上で知っておくべき基本的な事柄を改めて確認します。
第6回文献の講読（１）：担当者によるレジュメ報告と報告に基づく参加者同士の議論を行います。
第7回文献の講読（２）：担当者によるレジュメ報告と報告に基づく参加者同士の議論を行います。
第8回文献の講読（３）：担当者によるレジュメ報告と報告に基づく参加者同士の議論を行います。
第9回文献の講読（４）：担当者によるレジュメ報告と報告に基づく参加者同士の議論を行います。
第10回文献の講読（５）：担当者によるレジュメ報告と報告に基づく参加者同士の議論を行います。
第11回学外実習に向けた事前学習（１）：学外実習に向けての説明・アドバイス、実習先についての学習などを行います。
第12回学外実習に向けた事前学習（２）：学外実習に向けての説明・アドバイス、実習先についての学習などを行います。
第13回学外実習に向けた事前学習（３）：学外実習に向けての説明・アドバイス、実習先についての学習などを行います。
第14回期末レポート作成に向けた個人発表：期末レポートの作成に向けて、自身のレポートの構想を発表します。
授業の運営方法演習形式で行います。演習形式の授業では講義形式の授業以上に毎回の出席と授業への積極的な参加が要求されます。この点をよく理解して授業に臨んでください。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法各回の発表内容に対して、教員が講評を行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施せず
小論文・レポート 30% 期末レポート
授業参加 30% 議論への参加、積極的、協力的な授業態度
その他 40% 授業でのレジュメによる発表・報告
テキスト 初回の授業時に、受講生と相談の上、講読文献を決定し、新座キャンパスの生協に人数分まとめて発注します。入荷後、新座キャンパス生協にて各自購入してください。
参考文献 『学生のレポート・論文作成トレーニング　改訂版―スキルを学ぶ21のワーク』、桑田てるみ編、実教出版、2017年、1,200円+税、ISBN 978-4-407-33614-6
『最新版 論文の教室―レポートから卒論まで』、戸田山和久、NHK出版、2022年、1,400円＋税、ISBN978-4-14-091272-0
『基礎からわかる 論文の書き方』（講談社現代新書）、小熊英二、講談社、2022年、1,200円＋税、ISBN978-4-06-528086-7
『情報生産者になる』（ちくま新書）、上野千鶴子、筑摩書房、2018年、920円＋税、ISBN978-4-480-07167-5
このほか必要に応じて授業中に紹介します。
関連ページ ｛独立行政法人国立女性教育会館ホームページ、https://www.nwec.jp/ }
｛内閣府男女共同参画局ホームページ、http://www.gender.go.jp/ }
このほか必要に応じて、授業中に紹介します。
その他、履修生への注意事項 ・ゼミは全員でつくりあげるものです。各自が主体的、積極的な姿勢で臨むことを期待します。「今日は報告の担当ではないから私は関係ない…」という態度はとらないでください。もちろん無断欠席厳禁です。報告者以外の人もていねいに文献を読み込み、積極的に発言をし、司会者や報告者に協力してください。報告を聞き、質問をしたり、議論をしたりすることを通して、多様な視点があることを知るというゼミならではの経験を大切にしてほしいです。
・なお、学外実習先までの交通費等は自己負担となります。また地方都市等での活動には旅費、宿泊費、食費等が発生する場合があります。
・校外見学として、地域の男女共同参画推進センター等の見学を実施したいと考えています。
・テーマに応じて、ゲストスピーカーを招聘する場合があります。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部　コミュニティデザイン学科】