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科目名基礎ゼミナール(コミュニティ)
担当者矢野 峰生
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次2年
単位数2単位
授業の方法演習
授業題目業界研究、地域資源探索、マーケティング、地域ブランド、地域創生、パーソナリティの活用、共感力、研究倫理の確認と修得、まち歩き、まちづくり
授業の達成目標「基礎ゼミナール」は、1年次に履修した基礎的な科目の学習をふまえ、研究の基礎的知識と方法論を学び、学外実習を体験し、後期課程の演習につなげる科目です。本ゼミでは、地域資源の活用で地域の魅力を引き出すこと、自分の将来を見据えたキャリア形成に関わる産業動向を並行します。また、明解かつインパクトをもってプレゼンできることを授業の目標とします。長期的に上記の2つの目標を相互に結び付けるように考察して頂きます。研究倫理の確認と修得も目標とします。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容ゼミ生個人と地域の魅力を最大限発揮できるように、自身を磨きながら他者を思いやり、地域資源を活用した地域の魅力づくり、まちづくりを試みます。その際に、マーケティングの概念に拠るアプローチを行いますので、関連事項の学習を必要とします。
 ゼミ生には自身の将来キャリアを見定めて発表して頂きます。将来キャリアと関わる業界、とりまく諸問題について、コミュニケーションおよびホスピリティの視点からの解決を図ることを念頭においてください。そのことを踏まえたうえで、留意すべき点を明確にしてからインターンシップ先での体験に臨んで頂きます。
 校外学習、外部講師の招聘も状況に応じて実施します。身近な地域の魅力を探し、磨きをかけ、まち歩きなどで現場を確認、再発見した結果をプレゼンテーション、現場ガイドなどで発揮して頂きます。
 研究倫理の確認と修得を目指して頂きます。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について 前回までに提示されたすべての課題、前回までの学習内容について復習しましょう。前回に学んだテキストの該当箇所を再読することはもちろん、関連するトピックを見つけ、その探求を専門書、専門雑誌、Webサーチで実施し、理解を深めておきましょう。(1時間)
 当日受講した内容について、専門書、専門雑誌、Webサーチで一層探求し、整理しておきましょう。毎回提示される課題についての回答を期日までに提出しておきましょう。(3時間)
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項魅力的な地域を首都圏に見出し、首都圏を初めて訪問される人にも地域の持つ魅力を現場で説明できるように準備願います。また、上記に関わるプレゼンをスライドで、できるようにパワーポイントの基本的な操作を習熟しておくことを前提とします。デジカメ利用、ICレコーダなどの取材用機器の操作とプレゼンでの活用もスムーズにできるように各自準備願います。
第1回自己紹介
第2回アイデンティティを踏まえたキャリアデザイン(Ⅰ)ー自身のアイデンティティ探索ー
第3回アイデンティティを踏まえたキャリアデザイン(Ⅱ)ー希望就職先を主にしてー

第4回産業動向研究(Ⅰ)ー新型コロナ感染対策開始以後に急伸する事業および産業ー
第5回産業動向研究(Ⅱ)ー第一希望就職先の新型コロナ感染対策実施以前における業界(職種)状況-
第6回産業動向研究(Ⅲ)ー第一希望就職先の緊急事態宣言解除後における業界(職種)予想ー
第7回産業動向研究(Ⅳ)ーセカンド・ベストの産業動向調査ー
第8回産業動向研究(Ⅴ)ー業者による「一層の工夫」探求、ホスピタリティの視点ー
第9回産業動向研究(Ⅵ)-ウィッズコロナにおいてわが国の観光地がにおいてるべき対応-
第10回地域資源活用による地域創生、まちづくり(Ⅰ)ー地域資源サーベイランスー
第11回地域資源活用による地域創生、まちづくり(Ⅱ)-地域資源発掘とホスピタリティー
第12回地域資源活用による地域創生、まちづくり(Ⅲ)-東京に立地する大型の美術館および博物館を核にしてー
第13回フィールドワーク検討(Ⅰ)-概略-
第14回フィールドワーク検討(Ⅱ)-チェック項目等の確認-、研究倫理の確認と修得
授業の運営方法ゼミ生は、調査した内容をパワーポイント等でプレゼンし、ゼミ生全員による質疑応答、ディスカッションを行って頂きます。必要な場合には、校外学習の実施、外部講師を招聘して現場の情報を把握し、インターンシップ先で体験するときに留意する参与観察や代わりうる校外学習に参加した際に必要な視点を定めて頂きます。インターンシップ先でコミュニケーションが良好にとれること、マナーを身に付けた自然な振る舞いができるように なることも心がけて頂きます。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法原則として毎回提示する課題について、課題を設定した理由や意義、提出回答に関する講評等を次回以後の授業で行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 0% 実施しない
授業参加 100% 授業中に課した課題に対する対応への達成状況等を授業参加における状況として評価します
その他 0% 実施しない
テキスト 特に指定しない(必要な場合は、その都度資料を配布)
参考文献 青木淳『価格と顧客価値のマーケティング』ダイヤモンド社,1999,2400円,ISBN-10: 4478501610
米山秀隆『よくわかるCSR−企業の社会的責任−』日刊工業新聞社,2004,1836円,ISBN-10: 4526053899
関連ページ まちの魅力、産業動向レポートなどを記載したwebサイト
その他、履修生への注意事項 ゼミの授業は、皆さんの状況等に対応して展開していきます。個人の達成したい夢を確認し、それを実現するための具体的な手段、キャリアデザイン、他者への思いやりを念頭に置いてゼミに参加願います。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】