科目名 | フィールドスタディ入門 | |
担当者 | 松井 理恵 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | フィールドスタディを理解し、実践するための力を身につける | |
授業の達成目標 | フィールドスタディを理解して、実践できるようになることを目標とする。 授業は、(1)読む、(2)準備する、(3)調査する、(4)分析する、(5)書くという5つの柱からなり、フィールドスタディに必要な「理解力」・「応用力」・「論述力」を身につける。 |
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今年度の授業内容 | コミュニティデザインはコミュニティを知ることから始まるが、フィールドスタディはコミュニティを知るための方法の一つである。授業では、講義を通じて具体的な事例研究と調査票の作り方を学ぶ。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 予習:授業の最後に次回の授業範囲及び課題を示すので、予習し、疑問点等を整理したうえで、問題意識を持って授業に臨むこと。 復習:授業の最初に質疑応答や議論を通して前回の授業の復習をおこなう。したがって、受講生は各自で前回の授業の内容をレジュメやノートにまとめて復習をおこない、疑問や意見をまとめたうえで授業に臨むこと。 なお、調査票の作成等の準備、レポート執筆の各過程で準備学修が必要となる。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | ・フィールドスタディに欠かせない知的好奇心を育むために、自分の関心のあるテーマについて文献を読む、日々のニュースをチェックし現代社会が直面する問題についての情報収集をするといった作業を各自で進めておくこと。 |
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第1回 | フィールドスタディとは? | |
第2回 | ドキュメンタリーから考えるフィールドスタディ(1) | |
第3回 | ドキュメンタリーから考えるフィールドスタディ(2) | |
第4回 | 生産者と消費者をつなぐコミュニティ | |
第5回 | 地域社会から食を考える | |
第6回 | 異文化にアプローチするフィールドスタディ | |
第7回 | フィールドスタディの舞台裏 | |
第8回 | 調査票の作り方(1)ーワーディングの適切さー | |
第9回 | 調査票の作り方(2) ー回答法の3つの形態ー | |
第10回 | 調査票の作り方(3)ー次元細分法ー | |
第11回 | 調査票作成に向けた事前インタビュー | |
第12回 | 「答えやすい調査票/答えにくい調査票」から考える | |
第13回 | 調査票の集計方法 | |
第14回 | 全体のまとめ—それぞれのフィールドスタディに向けてー | |
授業の運営方法 | ・講義形式を中心として、必要に応じてドキュメンタリー映像作品の使用、グループワークなどを予定している。 ・授業の最後に、授業に関する課題をポータルに提出する。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | ・課題提出後、特徴的な見解の紹介等の解説をおこなう。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない。 |
小論文・レポート | 55% | 学期末レポートによって評価する。 |
授業参加 | 45% | 毎回の授業の後に提出する課題によって評価する。 |
テキスト | なし。 適宜、レジュメ等を配布する。 |
参考文献 | 佐藤郁哉、『増訂版 フィールドワークー書を持って街へ出よう』、新曜社、2006年 菅原和孝、『フィールドワークへの挑戦ー“実践”人類学入門』、世界思想社、2006年 白谷秀一ほか、『新版 実践はじめての社会調査ーテーマ選びから報告まで』、自治体研究社、2009年 岸政彦ほか、『質的社会調査の方法ー他者の合理性の理解社会学』、有斐閣、2016年 |
その他、履修生への注意事項 | ・知的好奇心とともに授業に出席すること。 ・授業中の私語は厳禁とする。 ・途中退席・遅刻は原則として認めない。 ・授業時間中に質疑応答しながら課題作成する予定なので、なるべく各自デバイス(ノートパソコン、タブレット等)を持参すること。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】 |