科目名 | コミュニティデザイン入門 | |
担当者 | 篠崎 健司 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | まちづくりとは具体的にどういうことか。 さまざまな問題を抱える地域において、課題を解決しながら、住みやすいまちをつくっていくためには何が重要なのか、またその手法を学ぶ。 |
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授業の達成目標 | 本授業では、ひとりひとりがまちや地域に関心を持ち、それぞれの形でまちや地域に関われる人材となることを目的とします。 そのため、具体的な地域の取組事例を学びながら、身近なまちや地域について、その定義と大切さを正しく説明できるようになること、さらに地域の様々な課題を認識し、誰もが安心・安全に住みやすいまちや地域を形成するために必要なことは何か、また持続可能なまちや地域の形成に向けたまちづくりの手法について提案できるようになることを目標とします。 |
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今年度の授業内容 | まちや地域そのものやまちづくりに係る考え方、その変容及び定義・社会的ルールなど基本については講義を中心に基礎的な学習を行います。また、実際のまちづくりの取組について、具体的な取組事例を交えながら、実践的に学んでいきます。さらに「共生」「環境」「子育て」「災害」「福祉」「観光」など多様な地域課題に対して、まちづくりに期待される女性の役割についても、各地の女性リーダーの取組事例を通しながら学んでいきます。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 毎回のテーマに即して、新聞やニュースなどを参考に、実際にどのようなことがまちや地域の中で問題となっているのか、地域住民がどのような取り組みを行っているのかなどについての情報を収集して下さい。 また、事前にポータルを通じて資料を配布するので、配布資料を読んで、自分なりの考えや疑問点を明らかにして下さい。 また授業ではまちづくりにおいて、基本的なルールとして知っておかなければならないことを説明するので、授業後に資料を再整理するなど、十分に理解を進めて下さい。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 日ごろからまちづくりに関心を持ち、様々な機会を通して全国各地域の取組についてテレビや新聞のほか、インターネット等を活用して情報を収集して下さい。また、機会があれば地元の自治会や商店街等の活動に関わって下さい。 | |
第1回 | ガイダンス この授業で学んで欲しい内容と、講義の全体像について | |
第2回 | 少子高齢化がまちや地域に与える影響について | |
第3回 | 高齢社会におけるまちや地域が抱える問題・課題について | |
第4回 | 子ども・子育て環境の現状と課題 | |
第5回 | 安心して子どもが育つ・育てられるまちづくり | |
第6回 | 大規模広域災害等が与えるまちや地域への影響 | |
第7回 | 災害に強い地域社会・復旧・復興におけるまちづくり | |
第8回 | 地域産業の振興(6次産業化とは) | |
第9回 | 新たな地域経済の活性化方策(地方や地域の視点から) | |
第10回 | 観光+まちづくりの現状 | |
第11回 | 多様な視点からの地域資源の発掘と情報発信 | |
第12回 | 地域活性化の新たな潮流(新たな人材の活用と活躍) | |
第13回 | 地域活性化戦略としての関係人口の創出 | |
第14回 | 総括 | |
授業の運営方法 | 教員の作成・提供する資料を基に講義を進めますが、一方的な講義ではなく、質疑応答や意見交換を行うとともに、次回までに考えて欲しいテーマなどを設定し、自らが考えながら学ぶ授業とします。 2回程度の授業をセットに、1回目で現状や課題を講義し、2回目の授業でまちづくりの視点から、新らたな課題解決の方策を講義します。また講義にあたっては地域事例のケーススタディを行い、より具体的な内容とします。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業では毎回リアクションペーパーを書いて頂きます。これらのリアクションペーパーや課題・レポートについては、ポータルを通じてフィードバックを行います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 30% | 定期試験 |
小論文・レポート | 20% | 中間レポート、期末レポートの2回提出 |
授業参加 | 50% | 積極的な授業参加(質疑、意見の発表、授業後のコメントペーパー記入内容)を評価します。 |
その他 | 0% | なし |
テキスト | 必要に応じて指示します。 |
参考文献 | 実践事例にみるひと・まちづくり/瀬沼頼子・齊藤ゆか(編著)/ミネルヴァ書房/2013年/2,500円(税抜き)/ISBN番号978-4-623-06405-2 |
その他、履修生への注意事項 | 受講生どうしの意見交換を行うため、グループディスカッションを行う場合があります。 積極的な発言を行ってください。 授業後には、リアクションペーパーの作成、提出を行ってもらいます。 授業内容の確認や質問などを記載し、ポータル等でのフィードバックを行いますので、再度、確認してください。 見学園女子大学の学生として節度ある態度で授業に臨んで下さい。積極的な発言等は歓迎しますが、他の受講生に迷惑をかける行動は厳に慎んで下さい。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】 |
実務経験の概要 | 民間シンクタンクに勤務し、国、都道府県、市区町村からの委託調査研究に従事 |
実務経験と授業科目との関連性 | 全国各地域やまちや地域が抱える諸課題解決方策づくりやプランニング経験を活かし、これらの具体的かつ実践的な講義を通じて、まちづくりのあり方について習得できるようにします。 |