科目名 | 社会学入門 | |
担当者 | 土居 洋平 | |
開講期 | 2023年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 社会学概説―社会学の視点と方法、主要なテーマを学ぶ― | |
授業の達成目標 | 社会学の基本的な概念を説明できるようになる。 社会学誕生の背景について説明できるようになる。 社会学の展開の概要について説明できるようになる。 社会学の主要なテーマにかかわる議論を説明できるようになり、そのテーマについて、社会学の視点で自分の考えを論述できるようになる。 特に、地域に関わる社会学(都市社会学、農村社会学)については、その視点と具体的な地域社会の理解をもとに、自分の考えを論述できるようになる。 |
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今年度の授業内容 | 本講義では、社会学という学問の視点・考え方を様々な現象を通じて紹介する。具体的には、社会学についてのごく基本的な考え方について紹介した後に、様々なトピックをもとに社会学の考え方(視点)を紹介する。これらを通じて、社会学の概要や全体像についてイメージできるようになることを目指す。特に、地域に関わる社会学(都市社会学、農村社会学)については、キャンパス近隣地域(新座市・和光市・三芳町等)の具体的な地域と関係させながら、地域に関わる社会学の視点について紹介する。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | ・予習:授業前にPDF資料を公開するので資料を確認し、その回の鍵となる概念等について自分で調べ、確認しておくこと(目安:1時間程度) ・復習:授業後に、毎回、課題を提示する。提示された課題に従い、授業内容を整理し、それに対する自分の見解などをまとめながら理解を深めること(目安:3時間程度) |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 講義の前半では、社会学の基本的な考え方と歴史について概観するが、時間の関係上、各理論の詳細については授業内では要点のみの説明となる。受講者には、各概念・理論について参考文献を使ってしっかりと理解を深めておくことを期待する。 講義の後半では、1回に1テーマで、社会学の主要なテーマについての主要な理論、概念を説明していくが、これも授業内では要点のみの説明となる。受講者には、各概念・理論について参考文献を使ってしっかりと理解を深めておくことを期待する。 |
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第1回 | 講義イントロダクション | |
第2回 | 社会学の立場:「社会学とは何か?」基本的な考え方を知る | |
第3回 | 社会学の歩み:社会学の誕生 | |
第4回 | 社会学の歩み:社会学の主な系譜 | |
第5回 | 社会学の視点①:「私」とは何か? | |
第6回 | 社会学の視点②:家族 | |
第7回 | 社会学の視点③:会社・仕事 | |
第8回 | 社会学の視点④:国民国家 | |
第9回 | 社会学の視点⑤:(1)都市社会学の視点 | |
第10回 | 社会学の視点⑤:(2)都市社会学で具体的な地域について考える | |
第11回 | 社会学の視点⑥:(1)農村社会学の視点 | |
第12回 | 社会学の視点⑥:(2)農村社会学で具体的な地域について考える | |
第13回 | 社会学の視点⑦:社会運動(1)環境 | |
第14回 | 社会学の視点⑧:社会運動(2)福祉 | |
第15回 | 社会学の視点⑨:社会運動(3)まちづくり | |
授業の運営方法 | 遠隔授業が必要な場合は、ZOOMを用いたリアルタイム配信と、ZOOM録画をMicrosoft Stream経由でのオンデマンド配信を行う。 対面授業の際も、復習に活用するためのZOOM録画・配信を行う。ZOOMの会議室IDとパスコードは、授業期間開始後にTeamsおよびポータル経由で連絡する。 また、対面・遠隔の形態如何に関わらず、授業資料はTeams経由で配信する。受講者は、初回の授業が始まる迄にTeamsの「チームに参加」の「コードでチームに参加する」のチームコード欄に「bsqhsw9 」と入力し、この授業のチーム(金5(秋)社会学入門(2023年度開講))に参加すること。また、授業前日中に資料を公開するので、必要に応じて手元で参照できるよう準備すること。 授業後、毎回、翌日23:59締切の小レポートを実施する。小レポートも、Teams内の「課題」機能でを用いて行う。詳細は、授業での指示に従うこと。なお、遠隔で授業を行う必要がある場合は、小レポート提出をもって出席とみなす。 |
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課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 課題はMicrosoft Teams 内の課題機能を用いて行う。課題提出後、採点結果とコメントをTeamsを通じて返却する。 また、毎回授業冒頭に前回の復習を行い、その後、模範レポートの講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 40% | 評価方法:学期末実施の期末レポート評価基準:授業の達成目標の達成度合・自説展開時の実証性・論理性 |
授業参加 | 60% | 評価方法:毎回授業時実施の小レポート。評価基準:授業の理解度・自説主張時の実証性・論理性 |
参考文献 | 各回のテーマに関わる文献は、その都度授業内で紹介するが、社会学についての理解を深めるために、以下の文献を読み学習を進めることを期待する。 富永建一、1995、『社会学講義―人と社会の学』中公新書(ISBN:9784121012425) 橋爪・佐藤ほか著、2016、『社会学講義』ちくま新書(ISBN:9784480068989) 大澤真幸、2019、『社会学史』講談社現代新書(ISBN:9784062884495) 小熊英二、2019、『日本社会のしくみー雇用・教育・福祉の歴史社会学』講談社現代新書(ISBN:9784065154298) 吉原直樹、2018、『都市社会学ー歴史・思想・コミュニティ』東京大学出版会(ISBN:9784130520287) |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】 |