科目名 | 観光デザイン演習IA | |
担当者 | 塩月 亮子 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | 観光文化と地域共創 | |
授業の達成目標 | 本ゼミでは、文化人類学の重要な手法としてのフィールドワークを学ぶことで、ホスピタリティ能力やコミュニケーション能力、異文化理解能力、調査・プランニング能力、問題解決能力等を身につけます。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 | |
今年度の授業内容 | 文化人類学を学ぶために「東京ディズニーランド」を取りあげ、そこにみられる文化的な仕組みについての文献発表をおこないます。その後、実際に「東京ディズニーランド」でのフィールドワークを実施し、フィールドワークの手法を学び、その成果を発表してもらいます。 その他、研究倫理(剽窃等)に関しても学びます。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前に教科書の関連個所を読み、内容を理解しておいてください。また、発表者はテキストの要約および補足事項が記載されたレジュメづくりをおこなってください(予習8時間)。 授業後は、発表者も含め、コメント等の内容を振り返り、要点をノートにまとめ、理解を深めるようにしてください(復習7時間)。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 観光に関する文化的側面に絶えず留意し、ニュース等の記事をプリントアウト、あるいはダウンロードして、まとめておいてください。 | |
第1回 | ガイダンス(テキストの解説と授業の進め方について) | |
第2回 | 分析視角の解説(文化人類学・観光人類学とは) | |
第3回 | テキストの発表順番決めと、発表見本、テキストの解説、および剽窃等の研究倫理についての解説 | |
第4回 | ゲストスピーカーによる観光文化の解説・講義 | |
第5回 | 発表1(TDLのはじまり) | |
第6回 | 発表2(TDLの理念) | |
第7回 | 発表3(TDLのノスタルジー) | |
第8回 | 発表4(TDLと物語性) | |
第9回 | 発表5(TDLとアメリカ大衆文化) | |
第10回 | 発表の講評とテキストの補足解説、フィールドワークの解説 | |
第11回 | フィールドワーク実施準備(テーマ決め、グループ分け、調査方法の確認等) | |
第12回 | フィールドワークの成果発表1 発表の講評 |
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第13回 | フィールドワークの成果発表2 発表の講評 |
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第14回 | フィールドワークの成果発表3 発表の講評とこれまでの授業のまとめ |
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授業の運営方法 | 文化・観光に関する文献講読・発表、およびフィールドワーク(実地調査)をおこない、最終的には個人発表をしてもらいます。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 各回の授業終了時に、その日の授業全体に関して講評します。 また、発表がある回では、学生の発表内容に関しての講評もおこないます。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 0% | 実施しない |
授業参加 | 100% | 発表60%、参加意欲・態度40% |
その他 | 0% | 実施しない |
テキスト | 能登路雅子『ディズニーランドという聖地』岩波書店、1990年(840円) ISBN:9784004301325 |
参考文献 | 山下晋司・船曳健夫編『文化人類学キーワード 改訂版』 有斐閣双書、2008年(1,836円) ISBN :978-4-641-05886-6 奥野克巳・花渕馨也編『文化人類学のレッスン[増補版]—フィールドからの出発』学陽書房、2011年(2,052円) ISBN:9784313340213 |
関連ページ | shiozemi.org |
その他、履修生への注意事項 | 観光文化研究に関する見聞を広げるため、観光関係で活躍しているゲストスピーカーを1~2回ほど招聘する予定です。 授業での発表やフィールドワークをおこなってはじめて単位がでるので、十分注意すること。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】 |